パレルモの名店・ミシュラン一つ星「バイバイブルース」蔵出しレシピ、今回は、オーナーシェフのパトリツィア・ディ・ベネデッタさんが、お母さんから受け継いだ伝統のパレルモ料理、バッカラのパステッラ(衣をつけたフリット)をご紹介!
イタリアの冬の魚、バッカラをサックサクに
イタリアの冬の魚といえば、バッカラ。今回は、冬が旬のカリフラワーと、アーティチョーク、そしてカルディ(カルドン)を、パステッラに絡めて揚げます。
パステッラは、揚げ衣のこと。
各地域、各家庭、各人…で、それぞれ独自のレシピあるものです。小麦粉に米粉をプラスしてみたり、卵を加えたり、牛乳で溶いてみたり。サクサクに仕上げるコツや工夫が隠されています。
今回もキッチンから直送!YUKIさんの写真と一緒にどうぞ♪
バッカラと冬野菜のフリットのレシピ
Pastella di baccalà e verdura
材料
シチリア人2人分(日本人なら4人分?)
バッカラ 400g
アーティチョーク 2個
カリフラワー 4房
カルディ 8本
レモン 1個
小麦粉 100g
水 120cc
ビール酵母 6g
塩 砂糖 適宜
揚げ用油 適宜
作り方
① 野菜をそれぞれ下処理し、ボイルしておく。
② 小麦粉に水と、ビール酵母、砂糖、塩を加え、混ぜてから約30分休ませて、発酵させる。
③ バッカラと①の野菜を②の衣にくぐらせ、180度に熱した油でサクッと揚げる。
④ 油をきり、塩を振ってレモンを飾って盛れば、出来上がり♪
熱々のうちに、どうぞ!
お店では、こんなメニューになって登場しますよ!