ブロッコリーと言えば”緑のモサモサしたヤツ”を思い浮かべますが…。パレルモではコレ！がブロッコリーです。
うっすら緑がかったカリフラワー！なのに、ブロッコリーとはこれいかに。ですよね。
その上、パレルモ方言では「vruocculi ヴルゥオックゥリ」と発音します。※写真の市場のおじさんみたいな顔して、ウーを強調するのがコツ。
パレルモの秋冬の定番！ブロッコリーのパスタ
さて、このヴルゥ…いや、面倒なのでブロッコリーは、秋冬の市場に欠かせないシチリア野菜。主に茹でていただきますが、パスタにするのがパレルモ人のお好みです。
家庭料理だけに、レシピは千差万別。基本にしたい名店Bye bye blues のレシピを、キッチン直送でご紹介します！
あ、ちなみに、日本で言うところのブロッコリー（緑のモサモサ）は、「スパラチェッリ Sparacelli」と呼びます。この「ヴルゥオックゥリ（ブロッコリー）」と「スパラチェッリ」で混乱するのが、パレルモ在住者の暮らしというものになります。
シチリアン・ブロッコリーのパスタのレシピ
材料
シチリア人4人分（日本人 8人分） 約30分
ブカティーニ 400g
ブロッコリー（カリフラワー）400g
飴色に炒めた玉ねぎ 25g
松の実 12g
干しブドウ 10g
サフラン 2g
アンチョビ 5g
トマトピューレ 18g
EXVオリーブオイル 適量
塩・コショウ 適量
ローストしたパン粉 お好み量
パスタの種類は、パレルモ風にするならブカティーニですが、なんでも大丈夫ですよー。
作り方
1. 玉ねぎを飴色に炒め、松の実をローストしておく。
2. 鍋に湯を沸かし、塩を加えてカリフラワーを茹でる(1リットルの水に30gの塩)。
3. フライパンにオリーブオイル、1.の飴色玉ネギと松の実ロースト、2.のカリフラワーと茹で汁(少々)、アンチョビ、トマトピューレを入れ、5～10分ほど弱火で炒める。
4. 同時に、2.の茹で汁でパスタをアルデンテに茹でる。
5. 茹であがったパスタを、熱々のうちに3. 和えてお皿に盛り、ローストしたパン粉をかけたら、出来上がリ！
さすが、お洒落(≧∇≦)！真似したい！