オンラインでイタリア料理レッスン!レポ Vol.13 ピエモンテ伝統”栗”料理三昧!

10/19/2021

ピエモンテは栗の産地!地元の秋食材で冬のカラダ準備

イタリア現地と繋がる”チンチアさんのカラダに効くオンラインイタリア料理レッスン”秋の部が始まりました。第13回目となるレッスンのテーマは、旬の栗! ピエモンテも栗の産地のひとつだけに、伝統的に親しんできた歴史があります。

かつて小麦が高級品だった山間部では、身近にたくさん収穫できる栗をパンやパスタにしていたそうです。栄養価も高く繊維も豊富な栗は、腸内環境を整える効果も期待でき、体を温め免疫力をUPして冬を迎えるカラダ準備にも最適。

今回は、そんな栗を使ったピエモンテならではのお料理や栗と栗料理のコツを教えていただきました!

茹でた熱々の栗の皮むきは、魔法の手袋で?!

今回も約1時間で怒涛の3品。事前に下処理を済ませた栗を大量に用意しておいてくれましたが、一部を皮剥きから実践。茹でたての熱々の栗を急いでむくときは…、ラテックスの手袋で!

イタリアでよく使う薄々の使い捨てラテックス手袋”グアンティ・ディ・ラッティチェ”

「全然熱くないわ!」と言いながら(ホントw?)、高速で皮を剥いていきます。そうして、ささっと2品。

ニャンコに見守られながらホクホクの栗のポタージュと、

栗ともちろんピエモンテ産のアルネイス(ワイン)のローストポーク!

スライスは、豚が少し冷えてからがキレイに切れます。冷める間に、アルネイスワインや栗と豚にまつわるピエモンテの昔話を聞いて…チンチアさんのレッスンは、そんなおしゃべりも楽しいひととき。おばあちゃんの知恵袋(美しいアラカンです)のようなお話が飛び出してきます。

モンブラン(モンテ・ビアンコ)はピエモンテの伝統おうちスイーツ!

そしてもう一品。栗を使ったドルチェといえば、モンテ・ビアンコ!アルプス山脈の麓に位置するピエモンテの伝統菓子です。

パッサ・ヴェルドゥーラ(野菜すり器)で粉にした栗をラム酒と砂糖でクリーム状にしたら、絞り器で…と思ったけど絞り器の調子がイマイチ。ならば、とスキアッチャパターテ(ポテトマッシャー)で豪快に!!!

フワッフワの栗のクリーム!それだけで美味しそうですが、硬めにあわ立てたホイップをドン!

たまらず一口食べて「メラヴィリア〜!」

あまりの美味しさに、味見と笑いが止まらなくなったチンチアさんでした!

ピエモンテのご家庭でよく出てくるようなガラスの器に栗クリームとホイップクリームを乗せるシンプルなスタイルもご紹介してくれましたが、ほろほろフワフワしたスキアッチャパターテの豪快なモンテ・ビアンコが美味しそう過ぎる!ぜひ試してみたいものです。

次回はキノコ三昧の予定です!

ピエモンテ伝統の栗のレシピも、とーてーもシンプルで簡単で、そして美味しそうでカラダにも良さそうでした!いつもの食卓にも取り入れやすそうです。

今回もチンチアさんの陽気なイタリア語と共に、コロナやワクチン事情、街の様子などなど、イタリアの今をお届けしました♪

ご参加&楽しいひとときの共有、ありがとうございました!Grazie!

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