イタリアのグリーンパスはどこで必要?9月からの学校再開で先生の取得も義務化!

08/20/2021

レストランや学校で”グリーンパス”の提示が義務に?!

7月1日からスタートしたEUグリーンパス。ワクチン接種のほか、48時間以内の陰性証明、罹患からの回復証明を条件に取得ができるもので、主にEU国家間の移動時の検疫緩和を目的に施行されました。

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しかし、夏のバカンスによる感染増加に伴い8月6日より市中での提示義務も追加。現在は、市内のリストランテ、バール等への入店時に掲示が必要になっています。

9月1日からは、範囲が拡大。公共交通期間(長距離)、学校での提示義務が決定しています。

イタリア市内で提示が必要な場所

第1ステップの8月は下記の施設等で提示が必要になります。対象は12歳以上。

  • レストラン、バール、パスティチェリア、ジェラテリアなどの店内着席で飲食する場合(お持ち帰り、オープンテラス、カウンターでの飲食には不要。また、宿泊者のみが利用するホテル内の飲食店も不要)
  • 結婚式や洗礼式などの宗教イベントへの参加。ブッフェスタイルの食事も可能に(セルフサービスを除く。ただし個別包装の場合のみセルフでも可)。
  • 屋内プール、ジム。ホテル内の場合は宿泊客も提示必。運動中以外はマスク着用・体温計測義務はあり。
  • 劇場、映画館、コンサート、ライブ等屋内外で実施される多人数のイベント。マスク着用・社会的距離も入場の条件。

などなどなど、相変わらず…とても詳細に決められていますが、現在は全国一律ホワイトゾーン。ロックダウン中のような移動制限もなく、外マスク義務なし、密禁止、外食時の人数制限程度で特にこれといった制限がないので、実際のところ…グリーンパスがあってもなくても…上記のような指定場所以外では、あまり日常に変化はありません(今のところ)。

でも、9月からはちょっと変化を感じそう。

cf:Governo italiano Certificazione Verde Covid-19 FAQ /Corriere della sera:dove serve, in Italia

9月1日からはさらに拡大!先生はグリーンパス取得が義務化

9月の新学期から、すべての学校・学年で対面授業が再開*されます。6歳未満、スポーツ時を除き、マスク着用と1m以上の社会的距離など、学校再開における感染防止プロトコルも決定。先生・学校関係者はグリーンパス取得が義務となりました。

*ただし、赤・オレンジゾーンになった場合は状況に合わせ、州知事・各市長が休校やオンライン授業も可。

昨年秋、夏休み後の再拡大してしまった教訓を生かして、今年はより徹底的に。グリーンパスの目的はもちろん市中感染の抑制ですが、実質的なターゲットは、やはり9月からの学校再開と言えるかもしれません。

ちなみに、健康上の理由でワクチン接種ができない場合は、グリーンパスの取得に必要な検査は無料。ですが、それ以外の理由の場合は有料のまま。当然ワクチン接種促進の方策であることに疑いようはありませんが…頻回検査とワクチン接種で、ワクチン接種年齢に満たない子供達に大人からの感染を極力避けようということでもありますね。

9月1日からは公共交通でもグリーンパス!

9月1日からは、飛行機、フェリー、州を越えるトラゲット(メッシーナ海峡を除く)、インターシティ、インターシティ・ノッテ、アルタ・ヴェロチタなどの高速電車、長距離バス。また、市内でも運転手付きの貸切バスを利用する場合には、グリーンパスが必要になります。

一方、市内のバス、地下鉄、トラムでは、チェックができないこともあり、掲示は不要。80%の乗車率制限は継続されます。

違反すると罰金が400ユーロ〜

グリーンパスの提示をしなかった場合の罰金は、400〜1000ユーロ。5日以内の支払いで割引を受けることも可能です。一方、チェックを怠った施設側は、罰金に加えて最大10日の閉鎖が課される場合も。

グリーンパスに対する反対デモも、しばしば起きていますが、ワクチンとグリーンパスによる感染制御に舵を切った今、その運用方法についての議論はあれど、しばらくは撤廃される可能性は低そうです。

ちなみに、2021年12月31日までの措置。現在拡大中の第4波、ワクチン3回目接種、変異株の状況などなど、めまぐるしく変化する状況に合わせ、今後も都度都度、試行錯誤を繰り返しながら対策を試みていくことになるでしょう(諦)。

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