グリーンパスからスーパーグリーンパスへ!ーイタリアの新型コロナ対策規制12月6日〜

12/10/2021

イタリアの規制は細かい!更新のたびにチェックは必須!

パンデミック2年目の冬。イタリアは、昨年春に大変な被害を被ってから、大規模検査やコロナ病院の強化、ワクチン接種キャンペーンなどなど、世界各国と同様に多くの政策を打ち出し立ち向かってきました。中には、州毎の色分けシステムなど独自展開のものも。

新規感染者数や検査数、重症病床の占有率など日々のデータは毎夕発表され、以前のように対策チームの毎日のライブ放送はさすがになくなりましたが、毎週金曜日の朝には、ISS(国立イタリア衛生研究所)のモニタリング会見は欠かさず行われ、わかりやすく”現在の状況”が共有されます。

そんな状況に応じて、保健省とISSの科学班、イタリア市民局の実行班、そして政府がタッグを組み、繰り出される対策条例も多々(マスク着用義務やグリーンパス適用範囲、ワクチン接種対象の変更など)、特に規制の内容は細かく、変更も早いので、常に情報のアップデートが必要です!

覚えるのも大変なイタリアのコロナ規制w。でもそれは、ある程度の功を奏してもいて、2021年冬は欧州でも最も感染の少ない地域でもありました。

※オミクロン株の登場で、12月後半からイタリアも感染者数が急増傾向に入ってきてしまいましたので、今後も新しい規制が追加されていくでしょう。
▼参考 12月23日に発表された新法令

グリーンパスからスーパーグリーンパスへ!

グリーンパスは、いわゆるワクチンパス(もしくは衛生パス)のことで、2021年5月にイタリア国内で独自に導入されたものから、2021年6月の欧州の国境開放でEU共通のデジタルパスに移行しました。

その後、グリーンパスの適用範囲が徐々に広がり、病院や学校から移動、飲食、そして仕事場。さらに映画館や劇場、結婚式などなど、現在はあらゆる範囲をカバーしています。

2021年12月6日からスーパーグリーンパスが登場!

グリーンパスの取得条件は、ワクチン接種済みor罹患回復者orワクチン未接種者の場合は検査陰性証明(現在2021年12月現在は、PCR検査72時間、抗原検査48時間有効)でしたが、12月6日からグリーンパス・ラフォルツァート(スーパーグリーンパス)が登場。

取得条件は、ワクチン接種ずみor罹患回復者のみとなりました。

元のグリーンパスはグリーンパス(バーゼ)も存在自体は継続しますが、感染拡大期には使える範囲が縮小されます。

グリーンパスは、保健省のサイトやアプリから保険証番号やSPID(デジタルID)でスマホにダウンロードしますが、条件を満たしている所有者は、12月6日から自動的にスーパーグリーンパスにアップデートされます。

スーパーグリーンパスになると何が変わるの?

レストランの店内での飲食が不可だったり、クラブに入れなかったり。規制は相変わらず細かく複雑!さらに色分けシステムの色によっても変わるから、覚えるのが本当に大変です。

複雑な内容を楽しく解説するこんな歌も登場w!

ホワイトゾーンとスーパーグリーンパス

▶︎ホワイトゾーン:10万人あたり新規感染者数50人以下、または51〜150人で重症病床コロナ患者占有率 10%以下/一般病棟15%以下

<共通>
・移動制限なし
外でのマスク義務なし(各市町村によって変更可能)

<グリーンパス>
・公共交通機関利用(飛行機/船/州をまたぐ長距離列車から市バスまで)
・ジム/屋内プール/更衣室の利用
・ホテル宿泊
・レストランのテラス席(オフィス内のレストランを除く)
・スキー場利用
・美術館/博物館の入場.
・大学対面授業
・老人ホーム訪問...など

<スーパーグリーンパス>
さらに、下記が可能に。
・レストランの店内席/ホテル内のレストラン利用
・映画館/劇場/サッカースタジアムの入場
・結婚式など宗教行事やイベントへの参加
・ディスコ入店…など

イエローゾーンとスーパーグリーンパス

▶︎イエローゾーン10万人あたり新規感染者数51人以上で重症病床コロナ患者占有率 11%以上/一般病棟15%以上。

<共通>
・移動制限なし
外でのマスク義務あり

グリーンパス/スーパーグリーンパスの制限はホワイトゾーンとほぼ同じ。

オレンジゾーンとスーパーグリーンパス

▶︎オレンジゾーン:10万人あたり新規感染者数151人以上で重症病床コロナ患者占有率21%以上/一般病棟31%以上。

●グリーンパスでは、
・居住市外への移動不可(仕事、通院など必要なケースを除く)
・レストラン/バール(カウンター含む)での飲食不可など。

●スーパーグリーンパスは、
・移動制限なし
・ホワイトゾーンとほぼ同等の活動が可能に。

レッドゾーンとスーパーグリーンパス

▶︎レッドゾーン:重症病床コロナ患者占有率31%以上/一般病棟41%以上。

実質的なロックダウン。グリーンパス/スーパーグリーンパスに関わらず、行動が制限されます。

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今年のクリスマス・年末年始はロックダウンはなさそうです。が、新たな規制が発令される予定です。どんな年末年始になるでしょう?!

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