イタリアの祝日 12月8日は無原罪の御宿り インマコラータ・コンチェツィオーネ

12/08/2018

師走も押し迫る12月8日は、「無原罪のお宿りの日」。イタリア語では、インマコラータ・コンチェツイオーネ Immacolata Concezioneと呼び、キリスト教の大切な祝日のひとつです。

12月8日は“マリア様が宿った”日

この日は、「キリストを生んだマリア様が、神の特別な計らいにより、誰しもが生まれた時に持っている原罪を最初から持たず、その母であるアンナ様の胎内に宿った」とする日。

ちょっとややこしいですが、要するに、マリア様のお母様がご懐妊した日となります。

キリスト教徒にとっては、全ての始まりの日でもあり、重要な1日。イタリア各地でミサや宗教行列が行われます。

クリスマスシーズンは12月8日から正式スタート!

イタリアの最も重要なイベントの一つ、クリスマスも12月8日から本格的にスタートします。

各街のランドマーク的な広場に、巨大なツリーが登場(最近は、クリスマス商戦を鑑みて、ややフライング傾向気味w)。イルミネーションが、街角を華やかに彩ります。

キラキラと輝くイタリアの街風景は、また格別の美しさですね。

年末年始の営業時間

また、クリスマスプレゼントのショッピングも開始!12月8日から、クリスマス本番の12月24日夜まで、土日も営業になるお店が増えます。

12月25日、そして翌日のサント・ステファノの日がほぼ完全な休日となりますが、12月27日から大晦日までは、思いのほか平日ムード。ショップ、リストランテなど営業している店がほとんどです(※お目当てのお店がある場合は、事前にチェックするのが無難)。

1月1日のカポダンノは祝日を過ぎれば、1月2日から通常営業。イタリアには三が日がないので、お正月ムードは割とすぐに終わります。

ちなみに、クリスマスシーズンは1月6日エピファニア(ベファーナの日)まで。クリスマスツリーはこの日に片付けます。

どうぞ良いクリスマスを!Buon Natale!

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