バローロをめぐる旅3 初代イタリア国王ゆかりの畑へ

09/07/2018

バローロをめぐる旅レポ続きです!

前回のお話
バローロをめぐる旅2 ブドウ畑を眺めて美味ランチ

バローロをめぐる旅レポ続きです! いよいよバローロ。この旅2軒目のワイナリーへ! 車窓から見える風景も絶景絶景♪ バルバレスコの塔の上からの眺めもスバラシイです ...

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至福のランチを楽しんだ後は、さらにもう1軒!

バローロ2軒目は王様ゆかりのワイナリーへ

この旅3軒目、バローロ2軒目は、初代イタリア国王ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ ゆかりのワイナリー。

「王のワイン」として知られる名門フォンターナ・フレッダです。バローロ村から数キロ離れたセッラルンガ地区に広がる美しい畑。

なぜ、王様ゆかりかと言えば!ヴィットリオ・エマヌーレⅡの息子さん、エマヌエーレ・アルベルト・ミラフィオーレ伯爵が1858年に創設したワイナリーだから。

ワイナリーには、王様ファミリーの巨大パネルが飾られています。

中心にいるのが、ヴィットリオ・エマヌーレⅡ。その横に座っているのが息子さん。そして、その上にいるのが…ピエモンテでは知らない人はいない稀代の美女ローザ・ヴェルチェッラーナです!(通称「La bela rusin」ピエモンテ方言で「美しいローザちゃん」)

長く国王の愛人でありながら、国王からミラフィオーレ・エ・フォンターナフレッダ侯爵の称号を与えられ、本妻亡き後は後妻として迎えられ、かつ、この広大な土地をプレゼントされた女性です。

とても魅力的な方だったんでしょうね~。

国王から譲られた土地は、商才に長けた息子によってワイナリーとなり、国内外にその名を知らしめることとなったバローロ。

ワイナリーには多くの人々が働き、まるで一つの村のようであったと言われています。
今もその面影を残しています。



創業当時からある建物が並ぶカンティーナは広い!

謎の地下道なんかもあります…。ワイナリー見学には、歩きやすい靴が必須です!

創業当時の「ミラフィオーレ社」は、20世紀初頭害虫フィロキセラによる被害や世界恐慌、第一次世界大戦などの影響から1930年以降、苦難の歴史をたどりますが、20世紀末より名匠、醸造家ダニーノ・ドロッコ氏により復活。

現在も様々なプロジェクトが進行中で、イタリア国内外でも最も注目度の高いバローロの造り手のひとつとなっています。

ミラフィオーレ・ブランドも復活!

歴史も含めてじっくりお話しを伺いながら、現地で味わうワインはより味わい深いものでした!

1日3軒の珠玉ワイナリーをめぐる旅。四季折々の風景も爽快です♪
※ワイナリーの組み合わせは、時期により本レポートとは異なります。

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-ピエモンテツアーレポート
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