”オンラインで繋がるイタリア”第3回目は、ピエモンテからチンチアさんのレッスン。初夏の爽やか〜な陽気のなか、本場イタリア流のアペリティーボメニューのレッスンとなりました!
アペリティーボは、ご存知食前酒。イタリアの欠かせないラテン習慣ですが、これからの時期にはますます欠かせません!
アペリティーボから、アペリチェーナが定番化
最近のイタリアでは、アペリティーボ(食前酒)に充実したおつまみを用意するスタイルが定番化。そんなアペリティーボを、アペリチェーナと呼びます(アペリティーボ+チェーナ(夕食)の造語)。
実は、アペリチェーナはピエモンテ州では古くから行われていたもので、かつてはメレンダ・シノイラと言う伝統的に根付いている食文化でもありますが、あまり広くは知られていません。
チンチアさんは、イタリアで何冊もレシピ本を出しているプロの料理研究家&フードジャーナリスト。日本ではまだ知られていないイタリアの食文化や流行トレンド、食材の話などなど、解説も新鮮です。
火を使わないでできる!”冷やしバーニャカウダ”
今回はチェーナではなくプランツォ(昼食)バージョン。ランチより軽く、アペリティーボよりしっかりした食事は、暑い夏のランチにピッタリです。
アンチョビとオリーブオイル、ニンニクで作るアンチョビクリームは、冷やしバーニャカウダソースでたっぷり新鮮野菜をいただきます。グツグツ煮るバーニャカウダは夏には暑くて無理!だけど、冷たいバージョンなら作るのも楽ですね。
どれもとても簡単でしたが、出来上がりは華やか!そんなテーブルセッティングも参考になります。
自家栽培畑やプール!を設置したお庭も見学させていただきつつ、新鮮桃入りモスカートで乾杯!楽しい時間となりました。陽気なイタリア姉さん達との時間は元気が出ますね!