人気上昇中のディスティネーション!シチリア島へ行きたい!
イタリア最南端、地中海に浮かぶシチリア島。
どこまでも透明な青い海、肥沃な大地と煌めく太陽の恵みにあふれたこの島は、いつの時代も訪れる者の心をつかんで離しません。
かつてこの島を訪れた文豪ゲーテに、”シチリアのないイタリアなんて、何の心象も残さない”と言わしめた島の魅力は、今も健在。
紀元前からの長く複雑な歴史に育まれた文化、海と大地の豊かな恵み、そして、突き抜けるシチリアン・ブルーの青空。生き生きと暮らす人々との出会いもきっと、心に"何か"を残してくれるはず。
憧れのシチリア島に行ってみたい!
イタリア旅行を何度か経験した方や美味しいものが大好きな方、映画ファンなど、シチリアへの旅の希望は増えています。でも、情報が少なくて旅の計画がなかなか立てられない。そんな声も聞こえます…。
では現地パレルモから!シチリア旅行を組み立てるコツとヒントをご紹介しましょう。
シチリアへのアクセスは?空港はどこ?
シチリア島への入り口は、空と海と陸。
まずは基本となる空からのアクセスをご紹介します。
シチリア島のメインの国際空港はパレルモ国際空港とカターニャ国際空港の二つ。どちらもイタリア・ヨーロッパの各都市と結んでいます。
それぞれ島の西側と東側にあり、両者の距離は約250km(所要時間2〜3時間)と離れているため、まず問題になるのはどちらの空港を選ぶか?
ポイント
空港選びの基本パターンは2つ
- パレルモIN/OUT もしくはカターニャIN/OUT
- パレルモIN/カターニャOUTもしくはカターニャIN/パレルモOUT
1.ではパレルモもしくはカターニャ拠点の旅程、2.は広いシチリア島内を縦断するイメージの旅程になります。
こちらの記事も参考に!
シチリア島内のアクセスは?
四国よりひとまわり大きいシチリア島は、結構大きい!島内の移動は、便利な順に専用車か長距離バスか電車になります。
長距離バス
パレルモーカターニャ、パレルモーアグリジェントなど主要な長距離バスは、意外と時間も正確で乗り心地もそれなりに良く(←主観によります)、値段もお手頃。
本数が限られるので旅程に余裕がある、またバス停までスーツケースの移動も大丈夫!という方にはオススメです。
参考シチリア島内のバス会社サイト(例)
・パレルモーカターニャ SAIS
・パレルモーアグリジェント CUFFARO
・カターニャータオルミーナ INTERBUS
電車
電車ファンであれば、シチリアの電車の旅はこれもまた素敵なものでしょう。特にカターニャータオルミーナなどはとても便利な路線のひとつ。ただし、パレルモートラパになど路線によってはシンジラレナイほどの時間がかかったり、少々治安の面でも不安が残らなくもないので、事前のリサーチや覚悟は必要です。
専用車
時間がない、荷物を運ぶのが面倒などなど、最も自由度が高く楽で安心なのは、専用車です。コースや出発・到着時間も自由にオーダーが可能です。
参考 専用車お手配
シチリアの人気の街
州都パレルモを拠点にする
シチリアの第1都市、州都パレルモ。空港への便数も多く、シチリアの基本とも言えるパレルモには訪れてみたいもの。12世紀シチリア王国の遺構、世界遺産の「アラブ・ノルマン様式に建築群」やスペイン王国支配時代のバロックが建ち並ぶ旧市街は異国情緒にあふれています。
パレルモから日帰り可能な街は、チェファルー・トラパニ・エリチェ・マルサラ・アグリジェントなど。ニューシネマパラダイスのロケ地パラッツォ・アドリアーノ村やコルレオーネ村にもパレルモからのアクセスが便利です。
タオルミーナを拠点にする
東岸の人気No.1はやっぱりタオルミーナ!カターニャから約1時間の海沿いにある世界屈指のリゾートです。
可愛らしい旧市街や美しいイゾラ・ベッラ、世界遺産エトナ山を望む絶景を堪能しながら、エトナ山麓のワイナリーへの日帰りツアーなどを組み込んで、の~んびり過ごすのがおススメ。
最近人気沸騰中の東岸の街ラグーザ・モディカ・ノート
シチリア南東の世界遺産の町々、ラグーザ・モディカ・ノートも最近注目が高まっています。
カターニャやシラクーサを拠点に移動するほか、宿泊プランなら3つの街を気軽に訪れることが可能。西岸のパレルモと組み合わせた東西満喫プランも人気です。
ラグーザ旧市街に泊まる宿泊プラン〜ラグーザ・モディカ・ノートへ
コーディネーターがプランニング