ピエモンテ食い倒れツアー2017年|トリュフ狩とピエモンテの美味しい!をめぐる旅ツアレポ

11/01/2017

2014年、2016年に続き、今年で3回目を迎える秋の食い倒れツアー!おかげさまで無事、楽しい旅から戻ってきました。

今回も、全行程6日間のピエモンテツアーの全貌をご紹介します!バーチャルツアー気分でお楽しみくださいませ♪

ピエモンテも食べちゃう!美味しい企画第3弾

”ちょっと普通じゃできない旅””美味しいものばかりを徹底的にめぐる旅”そんな旅を皆さんにご紹介したいね」と始まった、イタリアコーディネーター・サワボン&イタリア料理のシェフ・エミコの旅企画。

今年は、いつものシチリアから、一気に北へ!シチリアと並んで美味しいもの盛りだくさん。美食の宝庫ピエモンテ州を食べながらめぐるツアーが完成しました。

人生一度はしてみたい犬を連れてのトリュフ狩り、ワインの王様バローロのワイナリー見学、ピエモンテ伝統の卵パスタ作りにも挑戦します♪もちろん、オリーブ収穫も!

お馴染みの現地の方々との交流もてんこ盛りです!

1日目AM:夜中のトリノで”人間サイズ”の肉バーガー

ミラノ・マルペンサ空港集合から、トリノ入り

今回のツアーは、ミラノ・マルペンサ空港での待ち合わせ。それぞれが好みの飛行機で、日本その他から集合です。

無事に、集合を果たした一行は、予定時間ぴったりにトリノのホテルの到着しました。

まずは、肉バーガーで乾杯!

有志のみで、まずはアペリチェーナ。

あえてプロセッコ
ピエモンテ産ファッソーネ牛100%のバーガー

手のひらサイズのバーガーに、「なんて、人間的な大きさなんだ!(シチリアの料理サイズは全体的におかしい)」と、早速北イタリアを実感。

ちょうど良い量の夕食で、翌日に向けて胃腸の準備を整えました。

2日目AM:ワインの王様バローロワイナリー見学と白トリュフ!

イタリアを代表するワイン、バローロが生まれる地へ

さあ、今日から本格的にツアーのスタートです。ピエモンテの州都トリノを出発し、まずは、至を代表するピエモンテの名産ワイン、バローロが生まれる里へ!

ピエモンテ名物の霧に煙る秋色の葡萄畑
わかりやすく看板の前で…
記念写真を撮る♪

ワイン造りの歴史と伝統が凝縮した名門ワイナリーを見学

ワインの王様バローロを造る村のひとつ、バローロ村。バローロの生みの親でもある伝統のワイナリーを訪ねました。

100年以上前に使われていた大樽

ワイナリーやバローロの歴史、世界遺産となったピエモンテ・ランゲ地方も葡萄畑、ワイナリーの歴史、バローロの歴史などをじっくりご説明いただき、ワイナリー内部も見学。

イタリア統一前後のワインボトル

ワイナリーには、ワインの香りが漂っていました。それもそのはず、タイミングよくワイン造りの真っ最中!

今年は猛暑でヴェンデミア(葡萄収穫)が早まったそうです(例年は11月頃)。ホースから溢れ出すワインに驚愕しつつ、ワイン造りの本場に感動しつつ、テイスティングを兼ねたランチです。

ツアー初ゴハンは、白トリュフで洗礼を!

今回のツアーでのみんな揃っての初ゴハンは、ピエモンテ伝統料理のフルコース

ワイナリー併設のリストランテ
アンティパスト1品目は、名物カルネクルーダ

着席早々出された最初のアンティパスト、カルネクルーダに…

今年初の白トリュフ〜!

大盤振る舞いにガーシガーシ…

アンティパスト2品目は、こちらも名物、卵のココット白トリュフ乗せ❤。

ハァァァ!たまらん!
マリアージュは、バローロ・カンヌービ

白トリュフの芳香とトロトロのココット。産地で飲む銘ワイン。欲望と快楽の極み…。初日のランチから飛ばしてますが、テンションは持つのでしょうかw。

プリモは、こちらも名物郷土パスタの”アニョロッティ・デル・プリン”と美しいデザートが出ましたが、クラクラ食べることに集中していたため写真はなし。割愛します。

バローロ・サルマッサも試飲(?)というか普通にいただきました

テイスティングだったはずですが、マリアージュの妙にほろ酔い気分で幸せとバローロ土産を胸に抱え、次の目的地バルバレスコへ向かいました!

2日目PM:ワインの女王バルバレスコとアルバの白トリュフ祭り

ワインの女王バルバレスコのクオーレへ!

バローロがワインの王様なら、そのデリケートな味わいでワインの女王と呼ばれるバルバレスコ

小さい村ながら世界にその名を馳せるバルバレスコ村近郊の葡萄畑

バルバレスコ村中心地にあるワイナリーにお邪魔して、バルバレスコ三昧させていただきました。

丁寧に丁寧にバルバレスコのみ(とネッビオーロ1種)を造っているワイナリーで、同じ畑、同じぶどうの木から造られる年代別の味わいの違いを楽しむことができます。

2009年からスタートし、2006年、2003年、1998年と遡り…なんと…
1993年も!ワイナリー直売価格で200ユーロ…貴重なワインをありがとうございました

日本では買えない貴重なバルバレスコを、全員であれこれお買い上げとなりました。今回も、帰国時の超過荷物&課税を気にされない方が集まったようですね・笑!

(ここでお財布の紐が緩んだのか…爆買いツアーへの道を一歩を踏み出してしまいましたw)

バルバレスコ村にいつも出ているノッチョーラ農家さんの店を総ざらい

秋の夕暮れ、色濃くうねる美しい葡萄畑を眺めながら、大量のお土産(まだ初日…)を詰め込んだ食い倒れ号は、次の目的地アルバへ向かいました。

白トリュフ祭り真っ最中のアルバで、トリュフ

ピエモンテ・アルバ名物の白トリュフ祭り期間ですが、穏やかな平日の午後。可愛らしい中世の面影残す町並みを、散策しながら…自然と足は、トリュフのお店へw。

見本市が開かれる週末は超激混み
黒にする?白にする?悩むエミコ

白トリュフ、今年はだいたい1キロ約7000ユーロ(≠98万円)。ショップのショーウィンドーには、1個20〜50gくらいの白トリュフが並んでいます。2万円〜5万円なので、ちょっとしたジュエリー気分ですね〜。

こちらはトリュフ&トリュフ風味食材の人気店
ジェラートを待つワンコ。お利口さんですね

生トリュフは、お持ち帰りも大変なので(鮮度と香りの管理)、トリュフ塩などがオススメ(半熟卵にかけると美味しい!)。なんて話をしながら、思い出になりそうな美味しい品を購入に、再び食い倒れ号で、今夜の宿へ。

バローロの老舗ワイナリーのホテルにて

今宵は、バローロ村を一望する老舗ワイナリーに宿泊です。ホテル棟と同じ敷地内にワイナリーがあるため、ワイン造り時期だと、作業の様子を眺めることもでき、興味深い。

名物(?)のオーナー、オレステ爺さん
搾汁後の葡萄の皮はグラッパになりますよー

500年以上続くワイナリーのオーナーで、村一番の長老でもあるオレステさん。以前、取材をさせていただいて以来、何かとお世話になってます。

草加煎餅1枚がバローロ1本に化けた!

…爺を取り囲んでおしゃべりをしていると、食い倒れメンバーが「日本の名産品を渡したい…」と、カバンから草加煎餅を1枚。

すると、オレステさんも「じゃあ、僕からも…」と、

バローロ1本贈呈してくれました!

お煎餅(しかも1枚)が、バローロ1本に…。わらしべ長者感がすごい

冗談好きで粋なオレステさんでした(感謝)。

ピエモンテ伝統家庭料理をバローロの懐で

夕食もワイナリー内にあるレストランで。移動を減らして体力温存です。

トラットリアっぽい大にぎわいの店内では、家庭的なピエモンテ伝統料理。バローロのリゾットやバローロで煮込んだブラザート、ポルチーニのポレンタ粉フリットなどなど。

サックサクで滋味深い
ピエモンテ牛のタリアータ

モリモリ食べて、デザート、そしてグラッパも楽しんで、各自のお部屋に解散となりました。

朝の窓からの風景が楽しみ

翌日は、いよいよワンコを連れてトリュフ狩りとトリュフ食べ放題を体験です!

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-シチリア/ピエモンテ食い倒れツアー
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