シチリアに行ったら、シチリア料理。パレルモに行ったら、パレルモ料理!せっかく現地に行くなら、地元の人に愛される伝統的な家庭料理が食べたいですよね。
シチリアの州都パレルモに行くなら、一度は行ってみたいお店がこちらです。
地元パレルモ人が愛してやまない食堂ダ・ピーノ
パレルモの新市街、ポリテアマ劇場裏手に位置する下町地区ボルゴ・ヴェッキオ。ここに、地元パレルモ人に長〜く愛され続ける店、『トラットリア・ダ・ピーノ』があります。
店内をのぞけば…いつも地元パレルモ人でいっぱい!パレルモ在の我が家も、ワンコも揃って♪御用達にしています。
おひとり様でサクッとお食事中のおっさんと相席することもよくあるこの店では、友達のマンマが作ったようなシンプルで美味しい伝統的なパレルモ家庭料理がいただけます!
ド・定番のパレルモ家庭料理をどうぞ!
口頭で伝えられるメニュー(希望すれば多分あります)は、「ナスのカポナータ」や「タコのインサラータ」、「いわしのベッカフィーコ」など、基本的なパレルモ家庭料理オンリー。
季節や、その日の市場次第で旬の野菜や魚も加わります。
キッチンの気分次第でめちゃくちゃ美味しい時とそうでない時もあったりして、そんな家庭的な不安定さもまたオツw。
プリモピアットも、有名なパレルモ郷土パスタ「パスタ・コン・サルデ(イワシのパスタ)」のほか、知られざる郷土パスタも揃います。
知る人ぞ知るパレルモ郷土パスタは日本人好み?!
特に、「スパゲッティ・アッラ・カレッティエーラ」はマスト!
オリーブオイル、にんにく、プレツェーモロ(イタリアン・パセリ)だけを使ったシンプルなひと皿ですが、これが極ウマ。素材の美味しさとパスタの腰に、本場の日常の美味しさを感じられることでしょう。
讃岐なら、かけうどん。食欲のないときでもぺろりと食べられます。
参考 カレッティエーラを深掘り!
そして、もうひとつが知る人ぞ知る「グラッサ」。簡単に説明すれば、”肉じゃがパスタ(©sawabon)”でしょうか!
肉の茹で汁とジャガイモで和えただけですが、お肉の出汁が効いたホッコリ風味で、なぜか懐かしい気分にもなります。
普通のレストランでは、メニューにすらならないような超絶シンプルな郷土パスタに出会えるのも、こんな食堂ならでは。「カジキとナスのパスタ」や「ブロッコリーのパスタ」などなど、季節のパレルモ郷土パスタもあります。
なんでもない普段のパレルモが味わえる雑多な食堂を仕切るのは、2代目オーナーのジョバンニさんとファミリー。
パレルモに行くなら、一度は訪れたい店です。
お店データ
Trattoria Da Pino
Via dello Spezio 6, Palermo
+39- 349 633 7358
ランチ12:00〜/ディナーは週末(金・土のみ)19:30〜 不定休
※オープン確認のためにも予約が無難
目安:1人10〜15ユーロ程度
「イタリア好き」のパレルモ号でご紹介させていただいて以来、日本人観光客もしばしば訪れるように!お店の方からも喜ばれています♪日本人観光客でも行きやすいお店になりましたよ〜。