地元人が通うパレルモ家庭料理の”食堂”ー トラットリア・ダ・ピーノ

10/16/2017

パレルモ人が愛してやまない地元食堂

新市街のポリテアマ劇場裏手に位置する下町地区ボルゴ・ヴェッキオ。ここに地元パレルモ人に長〜く地元人に愛され続ける店、『トラットリア・ダ・ピーノ』があります。

店内をのぞけば…いつも地元パレルモ人でいっぱい!
パレルモ在の我が家も御用達です。

サクッとおひとり様でお食事中のおっさんと相席することもよくあるこの店では、友達のマンマが作ったようなシンプルで美味しいパレルモ料理がいただけます。

いわば、

ド・定番のパレルモ家庭料理

「ナスのカポナータ」や「タコのインサラータ」、「スピエディーニ(↓)」などの定番メニューのほか、その日の市場次第で旬の野菜や魚も。

知る人ぞ知るパレルモ郷土パスタは日本人好み?!

パレルモの郷土パスタといえば「パスタ・コン・サルデ(イワシのパスタ)」が有名ですが、「カジキとナスのパスタ」や「ブロッコリーのパスタ」などなど、季節のパレルモパスタのほか、普通のレストランでは、メニューにすらならないような超絶シンプルな郷土パスタに出会えるのも、こんな食堂ならでは。

例えば…、

オリーブオイル、にんにく、プレツェーモロ(イタリアン・パセリ)で作る、シンプルの極致!「スパゲティ・アッラ・カレッティエラ」

オイルの乳化具合が絶妙で、簡単そうだけど本場ならではの味。と言えなくもない逸品です!

腰のあるパスタとさっぱり風味で、気分はかけうどん。食欲のないときでもぺろりと食べられます。

そして、もうひとつが知る人ぞ知る「グラッサ」。簡単に説明すれば、”肉じゃがパスタ(©sawabon)”でしょうか!

肉の茹で汁とジャガイモで和えるだけ〜ですが、お肉の出汁が効いて癖になる味!

お皿の盛りもまったく気取りがなく雑多な食堂感満載。なんでもない普段のパレルモが味わえるこの店は、下町好きにはたまらないはず。

「イタリア好き」のパレルモ号でご紹介させていただいて以来、日本人観光客もしばしば訪れるように!お店の方からも喜ばれています♪日本人観光客でも行きやすいお店になりましたよー。

2代目オーナーのジョバンニさん。お会計は昔懐かしの筆算です!

お店データ


Trattoria Da Pino
Via dello Spezio 6,  Palermo
+39- 349 633 7358
ランチ12:00〜/ディナーは週末(金・土のみ)19:30〜 不定休
※オープン確認のためにも予約が無難
目安:1人10〜15ユーロ程度

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