帰ってきた!シチリア食い倒れツアー無事終了しました
秋の恒例、オリーブ収穫と美味しい!をめぐる旅。昨年のピエモンテ食い倒れツアーから…第4回を迎える2018年は、再びシチリアをめぐりました!
今年はシチリア西岸から東岸へ!ドーンとシチリア島を横断しましたよ。
食いしん坊のシチリア企画!第4弾
「”ちょっと普通じゃできない旅””美味しいものばかりを徹底的にめぐる旅”そんな旅を皆さんにご紹介したいね」と始まった、シチリア州都パレルモ在住コーディネーター・サワボン&イタリア料理シェフ・エミコの旅企画。
シチリアに詳しい2人が作り上げた夢のツアーを実現しました。

4回目(シチリア3回目)を迎える今年も、ブログでご紹介しているお料理&食材、そしてスポットへ!トマトソース作りやオリーブ収穫体験、搾りたてオリーブオイルの試飲ももちろん組み込みんで、東岸のバロックの町々にも…。

この企画で最も大切にしてる普通の旅ではできない経験、そして現地の人との交流もたっぷりです!
シチリアをボナペティート!魅力あふれるシチリアを、肌で心で胃腸で感じて♪
全行程6日間のツアーの模様をご紹介します。バーチャルツアー気分でお楽しみくださいませ。
1日目日本出発シチリア到着:雷雨予報にやきもき
今年は世界的にお天気がおかしい!晴れがデフォルトのシチリアの秋。だけど、ツアー中の天気予報は晴れときどき雷雨…。さて、どうなるでしょう?
日本からの便が、パレルモ空港に到着する頃は、激しい雷雨。。。
▼パレルモにてモンモンと待機していたさわぼん
乗り換え地ローマも、極悪天。それでも30分ほど遅延で済み、皆さまご無事にパレルモに同日到着。真夜中に、全員と顔合わせができました!幸先良い?!
2日目AM : パレルモの市場と歴史と、厳選スーパーマーケット
さあ、いよいよツアースタート。まずは、パレルモの街歩きからです!
毎回恒例のガイドさんと共に、これから始まるシチリアめぐりの予習とするべく、シチリアの州都パレルモを歴史&シチリアの食の基本をじっくり肌で体感。の予定でしたが、残念ながら大雨…。
それでも「きっと止むんじゃない?」とポジティブ発想で、雨ニモマケズカーポ市場へ向かいました。パレルモ名物三大巨大市場のひとつです。
入り口で、早速”フリットラ”(名物ストリートフードのひとつ)の洗礼を受け、

市場の中は、旬祭。秋の味覚が満載です。


某名物トラットリアも御用達にするオリーブ屋さん。手作りのオリーブの塩水漬けが絶品です。

カラフルな桶(?)やらスパイスやら、何やらかにやら市場ショッピングを現地人並みに楽しんで、次の目的地に移動です!
不思議な力に支えられたパレルモの美しき至宝見学!
バスと徒歩で、パレルモ旧市街の歴史遺産を見学しました。

バスを降りるとなぜか晴れる…という不思議体験もしながら、歴史遺産めぐり。伝統菓子マルトラーナの発祥の地マルトラーナ教会を経由して、知られざる至宝・約700年の眠りから覚めたサンタ・カテリーナ教会へも。

世界遺産アラブ・ノルマン様式とはなんぞや。を聞きながら、大聖堂も見学しつつ、


やはり気持ちは、食材へ・笑。歴史遺産も大事だけど、「美味しいをめぐる旅」だから食材も大事ですよね!
シチリアの厳選食材が集まる珠玉のスーパーマーケットへもご案内しました!
厳選スーパーマーケットで厳選食材まとめ買い
パレルモのグルマー達が御用達にするおしゃれスーパーマーケットで、シチリア食材の予習です。


食材バンコ(カウンター)で、地元の人に混ざりながら、再び量り売りでお買い物などして軽く物欲を燃焼したら、お待ちかねの初食事、初ランチです。
2日目ランチ:パレルモ伝統家庭料理のトラットリア
ランチは、3代目が切り盛りする家族経営のトラットリアで、基本のパレルモ料理を体験です。

旬を意識した(?)レンズ豆とシチリアン・ブロッコリーもご用意いただきました。うん、秋ですな〜。。

シチリア料理のパルミッジャーナも、カポナータ並みに各家庭でいろいろ。パレルモ流は揚げたナスとチーズとトマトソースのシンプルさが特徴です。
トロトロに揚げた濃厚なナスの旨味がトマトの酸味と相まって、ビールが欲しくなる絶品おかず…ホント、ゴハンにも合いそう!日本人の味覚にもぴったりです。
プリモピアットは、パレルモ伝統パスタのパスタ・コン・サルデ(イワシのパスタ)、史上最高に美味しいカレッティエラなどなど。

シコシコの完璧なアルデンテのパスタと、絶妙な乳化具合。これぞ本場のパスタ!をご体験いただきました。
よし、セコンドは肉だ!と言いたいところですが、初日は体調管理も大事(過去のツアーで学んだ日本人の胃腸レベル)。
でも、デザートはいつでもどこでも別腹。場所を移していただきますよ〜!
デザートは、貴族の館で優雅にシチリア伝統菓子を!
老舗の名店でお買い上げしたシチリア伝統菓子を、

コルソ・ヴィットリオエマヌエーレ通り沿いに建つ貴族の館に持ち込んで、フレスコ画に見守られながら優雅にドルチェとカフェ。

こちらでは、犬ブログによく登場するピンキー(夫)&ボン先輩(犬)がお出迎えしました。
▼はしゃぐボン先輩とお土産のポリポさん
ひとしきり優雅に語らい、ボン先輩(犬)と遊び…などしながら、食後はフリータイム。ひと休みして、夜に備えます。
なぜなら、夜ゴハンは…自分たちで作るから!
2日目夜:シチリア家庭料理レッスン&ディナー
パレルモ市内のキッチンスタジオで再集合し、まずは、駆けつけ一杯。スプマンテで乾杯から…そして…
お揃いのエプロン配布です♪


今回の料理レッスンに加えて、トマトソース作りやピッツァ作りもあり、活用機会が満載になるはず。と、講師になってくれたパオロ先生と盛り上がって作ってしまったエプロン♪をつけていただき、早速レッスン開始です。

レッスンのメニューは、シチリア伝統料理の基本カポナータと手打ちパスタ”ブジアーテ”、そしてカンノーリです。


1本1本、気の遠くなるような作業を繰り返して作るパスタ、大量のナスを切って揚げてカポナータ、地元ならではの朝採れリコッタチーズで作るクリームを詰めるカンノーリ。
シチリアの伝統的な料理を本場仕込みで自ら作り、初日のディナーとしました。

泡、白、赤、ドルチェ…とドンナフガータのワインをたっぷり飲みながら、美味しく楽しく初めての皆んなの夜が更けていくのでした。