シチリア食い倒れツアー2014年|オリーブ収穫とシチリアの美味しい!をめぐる旅ツアレポ

04/23/2014

ツアー2日目PM: 貴族の荘園でオリーブオイルセミナー

パレルモの市場から世界遺産、そして魚介まで、シチリアを予習した初日。まだまだ終わりません。お買いものタイムを挟んで、パレルモ郊外の貴族の館へ向かいました。

シチリアの典型的な18世紀の「バリオ」がそのまま残る貴族の荘園

「バリオ」とは、領主の家と農家がセットで暮したシチリアの典型的な建築様式。をそのまま改装した、18世紀のお宅。外部も内部も、ほぼ当時のまま残されている貴重な歴史遺産です(さわぼん友人宅、一般公開不可)

かつての領主の寝室は、現オーナーの寝室
カードやビリヤード、シチリア男たちのプレイルーム
キッチンには、薪炊きのコンロも!

オリーブ搾油場だった場所を改装したサロンには、数百年前の搾油機がインテリアとして飾られています。

オリーブオイル搾油機

非日常空間で、オリーブオイルセミナー

このまたとない空間で、オリーブオイルテイスティングを体験していただました。

前日摘んだばかりのノヴェッロオイル

有機栽培の無添加、天然高品質オリーブオイルの”ノヴェッロ”と開封せずに保管された1年ものを比較も体験。プロの手により保管されていても、光・熱・酸素による劣化はどうしても防げない。オリーブオイルのデリケートさを、「舌」で体感した皆さまでした。

今回のツアーボス、エミコは、オリーブオイルソムリエ

シチリアの食材の美味しさも体験!アペリ・チェーナ

そして…お勉強の後は、いつでも美味しいお食事タイムです!

イタリアのアペリティーボの拡大判”アペリ・チェーナ”

窯焼きのピッツァや自家製パンと共に、シチリアの身近にある「美味しい!」を…ワイン片手に地元の人たちとおしゃべりも楽しく、たっぷりいtだきました!

チーズ各種
黒豚のサラミちゃん♪
パレルモ名物のパネッレ

濃厚な1日目は無事終了。オリーブオイルの知識を蓄えたみなさんは、健やかにお休みになり、翌日はいよいよ、メインイベント・オリーブ収穫体験です!

3日目AM:シチリアのオリーブ畑で収穫体験!

シチリア菓子をつまみながら内陸部の丘陵地帯へ!

パレルモからバスで一路、内陸部へ。

サービスエリア的なバールには、新鮮な羊のリコッタチーズを使った美味しそうなシチリア菓子が並んでます。

カッサータ・シチリアーナ!
ピスタチオの自然の緑色がいかにも美味しそう

オヤツを食べてバールでカフェを飲み、ひと休みしたら、丘の上へ車でガタゴト。車が入れないエリアからは、徒歩で坂道を上がれば…、

斜面に勢いよく枝を伸ばすオリーブの木々の畑です。

Tha内陸部の風景が広がる…壮大で美しいシチリア!

ここで収穫体験です!

オリーブ収穫で日本とシチリアの真の異文化交流

オリーブ畑では、オーナー夫妻が迎えてくれました。素敵な笑顔!太陽と自分たちの手で作る土と作物でできてる笑顔ですね。

見るだけで癒される…

さっそく、娘のマリアンナさんと生産者代表ジュゼッペさんに、手摘み収穫の方法を教わって、いよいよ体験です!

「乳搾りの要領よ!」
「さくらんぼじゃないよ!一粒一粒摘まないで」

家族経営の畑で、家族に混ざって、オリーブを摘む日本人たち。なぜか、元市長も参加して大歓迎してくれました。

照れ屋の元市長。話しかけたいけど話しかけられない・笑

シチリアに初めて訪れた日本人と、初めて日本人と交流するシチリア人たち。「オリーブの摘み方を知らないなんて!」と驚かれたりしながら、お互い初の異文化に触れ、真の異文化交流ができたようです♡。

旅の醍醐味は、これですね!

さあ、次は詰んだオリーブを絞るよ!味見もするよー!

搾り立てのオリーブオイルの色と香りに悩殺される

畑から、摘みたてオリーブと共に、オリーブ搾油場「フラントイオ」へ向かいました。

美しいオリーブの実

運ばれたオリーブは、枝や葉を分別し、洗われて、粉砕し、揉まれて搾られます。最初の一滴が出てくる間の待ち時間、ここでも「日本人を初めて生で見た!」という地元のおっちゃんたちと、がっつり交流がありました・笑。

さあ、美味しいオイルになってくれ
「オリーブは苦いんだよ〜」

女子に囲まれてウレシそうなおっちゃんに、「手を握る必要はあるっ?!」などとツッコミつつ待つこと数十分。

搾りたてのオリーブオイルをそのまま体験!

お待ちかねのオリーブオイルが出てきました!!!!

みーどーりーいーろー♪

ザンザカ絞られてくるオリーブオイルをグラスでキャッチ。そして、香ばしい焼き立てパンにかけて、いただきました!

美味しい香りが充満…
地元のおばあちゃんも参加!

まさにここでしか味わえない、この瞬間しか楽しめない、贅沢な味とひと時を存分に楽しませていただきました。協力的な搾油場の皆さんにも、感謝。日本では絶対できない交流も、貴重な旅の思い出になりそうです!

ランチは、田舎のアグリでシチリアの山の恵みをたっぷりと

胸がいっぱいになったところで、田園にひっそりと佇むアグリツーリズモへ。

朝の羊の乳で作ったリコッタや、地元産のサラミやオリーブの塩水漬け、郷土料理のカポナータ、リコッタを挟んだ焼き立てホカッチャなどなどから始まり、地元産の赤ワインも飲んで、「もうお腹いっぱい!」になったところで、プリモ登場です。←これが、シチリアというもの…。

素朴な素材の味がサイコー
カルチョーフィのマルタリアーティ

しかもプリモは、2品。

マルタリアーティのほか、ラグーを絡めたカヴァテッリという、ダメ押しの後、さーらーに、肉責めです・大笑。

豚・牛・羊・サルシッチャの炭火焼きに加えて、シチリア名物スティッギオーレ~(羊の腸をぐるぐる巻きにしたもの)も登場。

前にかがめないくらいにお腹いっぱい!やや斜め上を向きつつ、次の地へ!

3日目後半からは、シチリアワインを本場で味わう!美食のエノツーリズモとワイナリーへ!

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-シチリア/ピエモンテ食い倒れツアー
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