市場のストリートフードとマヨリカ焼きタイル美術館

05/31/2018

3時間のプチツアー、市場ランチからスタート!

さてさて、人気のパレルモ下町ツアー。
今回は、知る人ぞ知るマヨリカ焼き陶器美術館をメインにしたコースが出発です。

マヨリカ焼きもシチリア名物。パレルモには、世界的コレクターのご自宅ミュージアムがあります。

まずは、定番の市場見学から名物のストリートフードでランチから。

今回はビールではなく、搾りたてオレンジジュースを飲みながら、アランチーナパネッレ・エ・クロッケ、そして新鮮タコとポテトのサラダと、ちょっとだけ…栄養バランス(?)を考えた組み合わせw。

野菜や魚、ブロックの肉などなど…市場のおっちゃんたちに調理法を聞いたりしながら、パレルモのメインストリートへ。

シチリア職人の手作業を間近に見ながら、旧市街歩き

こちらは、旧市街の中心地クアットロ・カンティにできたシチリア菓子の老舗コスタのマルトラーナ

マルトラーナは、マルトラーナ教会(修道院)発祥の伝統菓子で、アーモンドのマジパンを果物等々に見立てて成形します。木製型で型取り、丁寧に色付けしたマルトラーナは、代々続く老舗の真骨頂。なかなかフォトジェニックです(もちろん美味しいですが甘党向きw)。

お土産も買いつつ、パレルモや陶器談義に花を咲かせつつ、旧市街のディープな方向に進むと、マヨリカ焼きの色つけ工房や、

3Dプリンター工房などなどが見つかります。最近、パレルモ旧市街エリアには、ミニ工房が増えてきて、街歩きがますます楽しくなってきていますよ♪

壁を埋め尽くすマヨリカ焼きタイルに囲まれて…

旧市街を歩き続け、お目当てのマヨリカ焼き美術館に到着。オーナーさんのご自宅のため、完全予約制&ピンポ〜ンを押して入ります。

今回は、アメリカからやってきたグループと一緒に解説付きで見学しました。

時代ごと、製作地域ごとに分類されて収められたマヨリカ焼きタイル。流行デザインや技術の変換などがひと目でわかる構成になっています。一番古いものは、1400年代のもの。サイズは小さく、色彩も素朴です。↓こちらの部屋は、1500年代のカルタジローネの作品。

壁に飾られていますが、すべて床材として手作業で造られたもの。厚みとデザインの工夫、そこには「なぜ」の理由があります。マヨリカ焼きタイルの世界も奥深い…。

これもまた、シチリアならでは、パレルモならではのスポットですな。

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希望に合わせて現地コーディネーターがプランニング。通訳やガイドのお手配も承ります。


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