シチリアの農家に伝承する伝統オリーブ食文化を視察!
日本のオリーブオイルといえば、小豆島が有名ですが、実は大分県でも珠玉のオリーブオイルが作られているのをご存知ですか?
今回、九州でオリーブオイル事業を展開する国東市とキュウセツAQUA様の”夢のシチリアのオリーブオイル視察”をご案内させていただきました!
現地の様子をご紹介します♪
現地リサーチから承ります!お気軽にご相談ください。
イタリア&シチリアの取材・視察コーディネート/通訳
パレルモの市場で本場のオリーブショッピング
まずはシチリアの食文化を知るべく、巨大市場のひとつ「カーポ市場」へ!
某有名トラットリアさんも仕入れる穴場のオリーブ専門屋台で、自家製“オリーブの塩漬け”をお味見。
シチリア島西側の典型的な品種を塩水だけでつけたオリーブは、もっちりと肉厚ながらカリッとした歯ごたえも残る逸品ですが、とんでもない激安っぷり。さすが地元です。
ついでに流行りの搾りたてザクロジュースも味見!酸っぱい!
シチリア農家さん視察からの伝統収穫体験!
シチリア島内陸部のいつもの農家さんの自家製アーモンドのウェルカムドルチェと九州からのお土産の白餡が似てる!などと、思わぬところで日伊親睦を深めて、農場を視察。イタリア特有の野菜や、もちろんオリーブ栽培や農法についてリサーチさせていただきました
そして、オリーブ収穫体験!
ちょっぴりデジャブ…毎年同じように安定的に収穫体できる幸運を噛み締めています(合掌)>>>シチリア食い倒れツアー2018レポ2日目
ミニ鍬で落ちる落ちる!まったくもってストレス解消にもなりますw!さらにストレス解消度の高い“伝統的”でクラシカルな方法も体験させていただきました。
ほんの数十分で大量(?)に収穫できました♪
「オレも手伝ったんだニャァ」
収穫したオリーブを持って村の共同フラントイオ(搾油場)へ。
各農家さんが持ち寄るオリーブ搾油のオーガナイズシステムを視察したら、お約束の搾りたてオリーブオイルの試食です!
シチリア伝統のオリーブの楽しみ方!”オリーべ・クンツァーテ“と炭火焼?!
農家さんでは、収穫時のオリーブの楽しみ方のひとつ、“塩水漬け”と“オリーベ・クンツァーテ”のレシピも体験。
プシュっと軽く潰して、塩水に漬け込みます。
良い感じに漬かったオリーブは、各野菜とオレガノ、香り高い極上オリーブオイルで、クンツァーテに。クンツァーテは、シチリア語で「具材で味付けした」の意味(例;パニーノ・クンツァーテは具入りのパニーニなど)。
そのほか、炭火焼きも!
足元を温める囲炉裏的な伝統器具で、焼き芋のように直火焼き。
焼いた黒オリーブはホクホクで、これもまたシチリアの伝統農家さんならでは!の未知な美味しさでした!
オリーブ各種はアペリティーボ。
自家製小麦から始まるすこぶる美味しい郷土食材で“シチリア”をたっぷり堪能…。
親睦はさらに深く…楽しいひと時となりました♪
続き>>>シチリアの名門バルベラ社視察から貴族の館でオリーブオイルテイスティング…そしてパレルモ極上ディナーへ。
パレルモを拠点にシチリア島西岸へ!
九州でオリーブオイル事業を展開する国東市とキュウセツAQUA様の”夢のシチリアのオリーブオイル視察”の続きです。
前回のお話:シチリアの農村で”本場のオリーブとオリーブオイルのある暮らし“を体験
この日はシチリアを代表するバルベラ社のオリーブ畑と工場を見学です!
現地リサーチから承ります!お気軽にご相談ください。
イタリア&シチリアの取材・視察コーディネート/通訳
豊かさを体感するオリーブ畑と樹齢千年越えのオリーブの木
地中海の青空の下に広がる壮大なオリーブ畑。見事なまでにたわわに実るオリーブです。
ノッチェラーラ・ディ・ベリチェ、ビアンコリッラ、チェラスオラ。シチリア西岸エリアを代表する品種を視察して、特性や用途の違いなどをレクチャーしていただきました。
延々と続くオリーブ収穫を見学し、シチリアの豊かさを実感したら畑オーナー自慢の”庭木”を見学に。
その庭木は…なんと、樹齢1000年越えのオリーブの木。
購入した土地にあったものを移植したのだとか(「土地を買うとオリーブの木がついてくる」は、シチリアあるある)。今でもなお、実をつけるそうです。1000年越えても現役。お疲れ様です!
名門バルベラ社の本社オリーブオイル工場を見学&ランチ
バルベラ社に場所を移し、期間中は毎日何十トンもの大量のオリーブを絞る工場へ。
爆音と爽やかな搾りたてオリーブの香りが漂う工場内で、同社の歴史やこだわり製法を視察。
そして、マンフレディ社長との会談からバルベラ家の田舎メニューでランチです。もちろん、アペリティーボは搾りたてのオイルから!
地元産のペコリーノチーズ、家族がお好きなフリッタータ、マグロのボッタルガを乗せた極上のナスのグリル。シチリアワインを飲みながら、プリモ、セコンドと進み、目の前でリコッタクリームを詰めるカンノーロ♪
豊かなシチリアをまさに5感と胃袋で体感させていただきました❤︎。
バルベラ社オリジナルエプロンや書籍などをお土産にいただきつつ、パレルモへ。
18世紀のフレスコ画の下でオイルティスティング!
シチリアのオリーブオイル視察はまだまだ終わりません。夕方からは、アペリティーボを兼ねたオリーブオイルテイスティングで、品種の違い等を体験です。
ノッチェラーラ、モレスカ、トンダイブレア…珠玉の単一品種のオリーブオイルやノヴェッロオイルをテイスティング。
クリアな香りや味わいを体感した後に、スーパーマーケットでよく見るメーカー品をブランイドで味見してみると…その違いに一同愕然。。。
普段のオイル選びは慎重にすべきですね。
貴族文化もシチリア文化。今も息づく歴史の空間でワインを飲むひとときも、パレルモライフのひとつです。
極上シチリアワインと逸品料理のマリアージュを体験
夕食は、おなじみのミシュラン店バイバイブルースで、シチリアとパレルモの究極の味わいを視察。
今回のスペシャルオーダーは、ラーメン?!かと思いきや、ズッパ・ディ・コッツェ…(※通常メニューにはありません)。
怒涛の極上シチリアワインとシチリア産希少オリーブオイルを使った逸品料理でマリアージュする贅沢。本場ならではの楽しみもしっかりとご視察いただきました♪。
お気軽にご相談ください
-
-
イタリア&シチリアの取材・視察コーディネート/通訳
テレビ雑誌取材ロケコーディネート/通訳 シチリアを中心にイタリア全土にて、テレビ・雑誌・WEBなど日本のメディア向けの取材・ロケコーディネートを多数行っておりま ...
続きを見る