シチリア西から東を4日でめぐる！弾丸ツアー・レポ

気の合う仲間でオーダーメイドの食い倒れツアー！

毎年恒例になった秋の食い倒れツアーを見た皆さんから、「似た感じの旅がしてみたい！」「ツアー開催時に参加できなかったから、個別にツアーをして欲しい」などの声にお応えして…どーんと初夏のシチリア弾丸ツアーを企画＆ご案内してきました！

旅の模様をレポートします♪

1日目 パレルモから日帰りで西岸へ！

旅の始まりは、シチリア西岸から。

名門ワイナリー・ドンナフガータ

パレルモから、シチリア最西端の街マルサーラに向かい、ワイナリー「ドンナフガータ」を訪れました。

ドンナフガータは、”シチリア文化”を体現したワインばかり。パレルモ絡みのジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーサ作の「山猫」の主人公をイメージしたワインもあり、ヴィスコンティ映画ファンの方は歓喜して、「わかる？！」とワイナリーの方にもとても喜んでいました♪

シチリア的にはアペリティーボですが…日本人にはちょっと多め。でも、美味しすぎて結局食べちゃう！という危険な状態でしたが、大満足で次の場所へ！

海沿いのイケメンパパの店で極上シーフード

マルサーラの海沿いにある漁師が経営する極上シーフードの店でランチです。

プリモは、手打ちパスタに新鮮魚介のソースと、伝統郷土料理のクスクス。

セコンドは、旬のマグロ！シチリアには、マグロが初夏に回遊してきますよ。マグロの季節！

漁師でもあるイケメンパパ・ニーノさんとパパそっくりの息子さんのテキパキサービスで時間も余裕♪食後酒をソファでゆっくり過ごし、まあまあ消化してから次の場所へ。

収穫前の塩田で天然塩、爆買い

古代から続く塩造りも、マルサラのマスト。青い海と青い空を眺めながら、塩…爆買いですｗ。

お腹いっぱい、塩もいっぱいの皆さまを乗せたバスは、一路パレルモへ！

初日締めくくりは、貴族の館でアペリチェーナ

爆睡しながら到着した先は、パレルモ旧市街のおなじみ貴族の館です。

2日目「ニューシネマパラダイス」のロケ地とマフィアと山の幸

オーダーメイドのシチリア弾丸ツアー 2日目は、シチリアの内陸部を堪能します。

名画「ニューシネマパラダイス」のロケ地を占拠！

目指すは、「ニューシネマパラダイス」の村。あの名画のロケが行われた、小さな小さ〜な村です。

映画が撮影されたのは約30年前ですが、今も村は当時のまま。スクリーンで見た風景がそのまま残され、映画の中に入り込んだような錯覚を味わえます。

小さな小さな村に20名以上の日本人の団体さまは、大変目立ちましたが、村の人はみんな親切！のどかな村をのんびり散策＆ホッコリ交流した後は、村一番のトラットリアで、ランチです♪

ほのぼの美味しく癒されて、次はシチリア西岸のハイライト〜マフィアを知る村へ！

コルレオーネ村でリアルマフィア話にショック？！

実在するコルレオーネ村に向かい、国立マフィア資料館を訪れますよ。

町の名物バールで、用意されている60年代マフィアのコスプレで記念写真を撮り、観光客らしくゴッドファーザー気分満載で資料館へ。

しかし、そこは本物のマフィアの悪行の数々を伝えるところ。当時の新聞記事や地元ガイドの想いに触れ、「想像と違う！」となりましたが、知的な皆さんがセンシティブに受け止めてくれたことを、館長さんも喜んでいました。

せっかく旅をするなら、表面的なものだけでなく、そこにある”本物”に触れて…感性を磨き、見識を広めたい。旅は、そんなチャンスですね！

2日目夜は、エトナ山ワインとマリアージュ・ディナー

さて、夜はパレルモに戻り、人気の名店バイバイブルースで、エトナ山発のワイナリーさんとのコラボディナーを開催しました。

シチリアの食材をふんだんに使った美しくて美味しいヌーベル・シチリアーノ。赤海老、ウニのムース、水無で育てるお米のリゾットや幻のチニサーナ牛などなど、相変わらずの素敵ディナーでした〜❤️。

コラボしたのは、エトナ山のワイナリー”モンテレオーネ”。全コースにマリアージュして、ワイナリーの美男美女オーナーご夫妻も同席。楽しい一夜となりました。

さあ、弾丸ツアーは早くも後半戦へ！農家さんでスローライフを体験し、アウトレットにも立ち寄りｗ、タオルミーナ でプチバカンス♪です。