シチリア西から東を4日でめぐる!弾丸ツアー・レポ

05/27/2019

3日目 シチリア流スローライフで癒される

シチリア島西岸パレルモやマルサーラで、ワイナリーや塩田、内陸部で映画「ニューシネマパラダイス」のロケ地、コルレオーネ村の本物のマフィア資料館、そして洗練された最新パレルモ料理を堪能したら、旅の後半は、シチリア東岸に移動です!

と言っても、シチリア島は広い。東岸へ向かう途中、シチリア島のど真ん中の田園に立ち寄りました♪

初夏の花々香るシチリア内陸部の田園

ザガラ(柑橘の花)ジネストラなど、初夏の花々が芳しい香りを放ちまくる豊かな田園。空気を吸って吐くだけでも癒されそうな、豊かな緑あふれる田園に暮らす農家さんを訪ねます。

レモンの花が最高に良い香り!
甘く芳しいジネストラ

2018年のシチリア食い倒れツアーでもお世話になったラブリーでハッピーな農家さん。ここで、珠玉のスローライフをプチ体験して、自家製づくしのランチをいただきます!

シチリアの旬野菜”テネルーミ”を収穫&手打ちパスタ作り

テネルーミは、ズッキーネ・ルンゲ(1〜2mにもなるシチリアの長いズッキーニ)の葉っぱの部分。シチリアでは、初夏の訪れを告げる野菜です。

旬のテネルーミの収穫を体験
手打ちパスタにも挑戦
いろんなパスタができました

収穫したテネルーミは、パスタの具に。手打ちパスタと一緒に大鍋で、グツグツ煮ます。しかも、薪で!

小麦から自家製!古代小麦のクンツァートやブルスケッタ

「砂糖やコーヒー以外は、なんでも作る」という農家さんでは、カルチョーフィやペペローニの酢漬け、ドライトマトはもちろん、小麦粉まで自家製です。

自家製野菜の保存食でヘルシーなアンティパスト

自家製古代小麦のパンに、自家製ペースト各種、ドライトマトペーストやリコッタチーズ+レモン入りアーモンドペーストなどなどのブルスケッタ、パーネ・クンツァート(シチリア語で”具入りパン”)、そしてグリとグラ風の大鍋で似たテネルーミのパスタ♪

古代小麦パンにドライトマトペーストを乗せて
テネルーミと手打ちの”マル・タリアーティ”

ホッコリ優しい味で、スルリと胃腸に収まるスローフードの料理たち。炭火焼サルシッチャを経由して、自家製アーモンドのシチリア菓子も堪能…。

香ばしい自家製アーモンドのお菓子たち
よく食べるにゃ〜

すっかりリフレッシュして、心も胃腸も満足したら、お土産に摘みたてのレモンをいただき、再びバスの人。

いざ東へ!のその前に…知る人ぞ知るアウトレットへ

果てしなく続きそうな田舎道を延々走れば、ポツンと現れたまさかの…

アウトレット〜w!

シチリア内陸部の壮大な空間にオアシスのように存在する巨大アウトレット

グッチ、プラダ、トッズ、アルマーニ…有名イタリアブランド店はもちろん、ジミー・チュー、ティンバーランド、ラルフ・ローレン、ヴィレロイ&ボッホ…そして、プーマ、アディダス、ナイキなどスポーツ系もぎっしり。

130以上ものブランドが勢揃いする意外と充実したアウトレット・ヴィレッジで、心ゆくまで爆買し、大量の荷物と満足気な日本人を乗せて、お待ちかねのタオルミーナに到着〜!

3日目夜は 東岸の人気リゾート地タオルミーナで魚介料理

シチリアを代表するリゾート、タオルミーナの旧市街に位置するホテルにチェックIN。早速、夕食です(食べてばっかりですね・笑)。

居心地の良いリストランテでマンジャ地獄

「お疲れさま〜」はシチリアのクラフトビールで!

クラフトビール流行りはシチリアも!
旬のマグロのタルタル
シチリア家庭料理パルミジャーナ

シチリア家庭料理代表のカポナーナ、魚介のフリットやズッパ・ディ・コッツェなどなど…延々出てくるアンティパスト。すでにマンジャ地獄(シチリアの「マンジャマンジャ(食べろ食べろ)」のプレッシャー地獄)の様相を呈していたので、プリモを飛ばしてセコンドへ。

小洒落たリストランテもたちまち居酒屋風
スズキの巨大フィレパン粉焼き
お世話になったオーナー夫妻

楽しく美味しい店を出た後は、夜のタオルミーナ をお散歩がてらに夜景撮影下手くそ選手権。さらに飲みに行くチームとホテル直帰チームに別れて、無事3日の夜は終了しました。

4日目 予定を変更してタオルミーナでプチバカンス

最終日の朝は、エトナ山を眺めて朝食です。

絶景ブレックファスト!

予定では、午前中にタオルミーナ を出発し、陶器の街やチェファルーなどを訪問しつつパレルモに向かう予定でしたが!「やっぱりタオルミーナにギリギリまでいたい」というご希望多数で、急遽、予定変更。

ギリギリ夕方までタオルミーナ滞在となりました。

海は美しいわ、町はかわいいわ。どこを見ても絶景だわ。で、タオルミーナはやっぱり素敵。出来るだけ長く滞在したくなるのもわかります!

お天気もやや回復してキラッキラ♪
イゾラベッラで青の洞窟クルーズも!

海はまだ少し冷たくて、泳ぐのは厳しかったですが、”青の洞窟”クルーズをしたり、旧市街でお買い物を楽しんだり。ギリギリまでプチバカンス気分を味わってから、夕方、西岸パレルモに向かいました。

絶景が続くシチリア内陸部は、車窓も見どころ!

東岸から西岸へは、再び内陸部を突っ切っていきますよ!

エトナ山の麓に広がるオレンジ畑

うねるように続く丘陵地帯に差し掛かれば、緑色の海のような小麦畑。この時期ならではの赤い絨毯、”スッラ”の花畑も見ることができました。

思いのほか巨大なシチリア島は、移動に時間もかかりますが、車窓もまた見どころのひとつ。

オリーブ、レモン、オレンジ、ブドウ、小麦、放牧される牛や羊。冬から春は新緑と色とりどりの野花、夏は灼熱の太陽に焼かれ荒涼とした風景が広がります。

寝てしまうケースが多いかもしれませんが、一度は見ておきたい壮大な風景ですね。

最後の晩餐はパレルモでお洒落なエノテカで

…そしてパレルモで最後の乾杯。

シチリア美味しいもの盛りアペリチェーナ
楽しい旅を記念してパチリ

そうして、翌日はパレルモからナポリ、ローマ、パリなどなど…行き先はそれぞれ。弾丸でしたが濃厚なシチリアツアーをご一緒させていただきまして、ありがとうございました!

おしまい♪

-シチリアオーダーメイドの旅
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