4日目AM シチリア農家さんでトマトソース作り!
一緒にシチリア民謡で踊った翌日は、さらにガチ農家のガチのスローライフを堪能します!
真っ赤に熟れたトマトをたっぷり収穫
まずは、南イタリアの基本のキ!生活に欠かせないトマトソース作りをトマト収穫から体験です。
前月に下見の時には、レインボーカラーだったトマトも、すっかり真っ赤!
蜂による受粉・交配農法を行なっているトマト栽培。ハウスの中で、品種、土、気候などの影響のレクチャーで、トマトへの基礎知識を増やしたら、さあ、収穫開始。
グリとグラの大鍋と薪でトマトを煮る
大量のトマトをしっかり洗い、トマトソース用に切っていきます。
トマトを切っている間、農家さんとワンコたちが薪の準備をしてくれていました。
切ったトマトは、巨大鍋でグツグツ…。
まるで、グリとグラ。あの絵本も、あながちフィクションでもないのかもしれませんね。だって、実際にあるんだもの!もちろん、巨大フライパンもありましたよーw。
体感がカッコいい!女子に人気を博した農家の男たち
畑には、季節の野菜、果物、ハーブ。たいていのものがあり、ジュゼッペさんの奥さんは、「料理中に「あ、アレがないわ」って時には、スーパーに行かずに畑に行くのよ〜」とのこと。
大地に根付いた暮らしは、大変そうだけど憧れます。
ゴロゴロした巨大ナスを次々収穫し、ヒョイっと軽々肩に担ぐ姿が…女子たちに大人気でしたw。日常生活で養われたブレない体幹。ホントかっこいいですね。
トマトの火の管理をしてくれていたジュゼッペさんは、サクッとバーベキュー用の炭火もおこし、サルシッチャも焼き始め…「頼りになるぅ〜❤️❤️❤️」とこれまた大絶賛w。
ほんのり画面が白く煙っているのは、サルシッチャの脂が焼ける煙。香りがお届けできないのが残念です。
煮えたトマトをグルグル漉して!さらに煮込んで濃厚なソースに
さて、そろそろトマトが煮えました。水を加えずにぐつぐつ煮たトマトを、野菜濾し器でグルグルしながら漉し、さらに大鍋で煮詰めます。
毎年、採れたての大量トマトをこんな風に…時間をかけて、家族総出でトマトソースを作ります。そして、それは1年間の家族の食卓に。健康的なスローライフですね!素敵。
4日目PM 自家製づくしのスローランチとシチリア民謡ダンス
畑から収穫したばかりの野菜たちを、調理したら、いよいよ試食!まずはひと休みに、とアペリティーボを用意してくれました。
ひと休みアペリティーボは、自家製パンと保存食で!
パンはもちろん、ポモドリーニ・セッキにペペローニや白たまねぎの酢漬け…などなど。どれもこれも自家製です。しかも素材から自家製(農家さんですから)!
ツアーの皆さまのために、こーんな長いパンも焼いておいてくれました♪
できた!自家製トマトソースをモチモチ手打ちパスタでご賞味!
大鍋でじっくり煮込んだトマトで作ったソースを、モッチモチの手打ちパスタでいただきます。
濃厚なトマトの風味…シンプルなのに、激しく美味しい!大地の味、無添加の自然の味。これぞ、地産地消ですね。
パスタの後のセコンドは、炭火焼のサルシッチャ。ついでに炭火焼きにしたナスは、ホクホクしてほんのり甘い!
美しい自然に囲まれて、愛に溢れたご家族と一緒に、出どころの知れた極上食材を丁寧に料理して食べる。この数時間だけで、心も体も健やか〜に癒されました。
食後は、シチリア民謡でダンスダンスダンス!
デザートは、シンプルな自家製小麦のスフィンチ。
いやーこれも絶品絶品と、カフェを飲みながら最高のランチを賞賛していたら、
タタンッ♪!
えw?やはり…食後は、これなのかw!
シチリア民謡とタンバリン、笑い声と歌声が、ナビに出てこないシチリア内陸部の美しい田園に、響き渡る幸せな時間。
家族総出で歓迎してくれたファミリーにGrazie!素晴らしい経験をさせていただきました。
心もお腹も満たされたハッピーツアーは次の目的地へ。ワイナリー見学を経由して、シチリア東岸に向かいます!