プルプルのシチリア伝統菓子『ジェーロ・ディ・メローネ(スイカのゼリー)』って知ってる?

06/30/2020

パレルモの夏は、ジェーロ・ディ・メローネと共に

カンノーリ、カッサータ・シチリアーナなど世界的に知られたシチリアの伝統菓子。季節限定のお菓子もあります。

『ジェーロ・ディ・メローネ Gelo di mellone』もそのひとつ。パレルモの季節のお菓子として知られる夏のドルチェです。

夏になればパレルモのバールやパスティチェリアに『ジェーロ・ディ・メローネ』が並ぶ

メローネは”スイカ”のこと。スイカは、イタリア語では、AnguriaアングーリアやCocomeroココメロと呼ばれますが、シチリア語は、メローネ(正しくは 「メッローネ Mellone」と発音)。

ジェーロ(ジェロ)は、ゼリーで、つまり、スイカのゼリーということです。

水分と栄養価が、夏の暑い日にピッタリ

6〜8月、シチリアの広い大地のあちこちで収穫される巨大なスイカ。

それはそれは甘くてジューシーですが、実は糖分は少なく、感じる甘さは独特な芳香成分によるものだそう。

暑い時は見るだけでも涼しい気分になる新鮮なスイカ

そのほとんどが水分(約95%)でビタミンA、Bとカリウムをたっぷり含有するスイカは、夏の間に失われがちな成分を補ってくれる優秀な食材。

そんなスイカのジュース100%で作るジェーロ・ディ・メローネは、40度を超える日もある夏のパレルモには欠かせないドルチェなのです。

食べ応えのあるスイカのゼリーでエキゾチックなパレルモを感じて

ジェーロはゼリーのことですが、ゼラチンではなく”でんぷん”で固めるのが、ジェーロの特徴。

繊細なプルプル感…と言うより、肉厚なブルブル感!が高め。それはまるで(圧の強い)シチリア女性のような…食べ応えのあるゼリーになります。

朝摘みのジャスミンで作ったフレーバー水やシナモンで香り付けにすることも

赤くて甘くて肉厚で、ブルブルでゴージャス。官能的なシナモンとジャスミンの香りを伴って、いかにもエキゾチックでカオスな地中海の港街パレルモを感じさてくれるお菓子です。

▼作り方はいたってシンプル

 パレルモの家庭では、家でも作るブルブルのスイカのゼリー。機会があったら、ぜひ!

 

 

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