シチリア食い倒れツアー2019年|オリーブ収穫とシチリアの美味しい!をめぐる旅ツアレポ

08/24/2019

エクスクルーシブな食い倒れツアー2019無事終了しました!

今年で5回目となる秋の恒例、オリーブ収穫と美味しい!をめぐる旅。昨年に引き続き、今年もシチリアをめぐりました!

食いしん坊のシチリア企画!第5弾

”ちょっと普通じゃできない旅””美味しいものばかりを徹底的にめぐる旅”そんな旅を皆さんにご紹介したいね」と始まった、シチリア州都パレルモ在住コーディネーター・サワボン&イタリア料理シェフ・エミコの旅企画。他にはない、夢のツアーを実現しました。

5回目(シチリア4回目)を迎える今年は、新シリーズNEO。ラグジュアリーな大人女子のグループ旅行です。

今年はシチリア東岸から、内陸部を抜けて西岸へ!シラクーサからノート、ラグーザで素敵ホテルに宿泊。いつものスローフード体験を始め、NASAにイタリア代表として選ばれたパネットーネの名店を訪れたり、エトナ山で黒豚づくしを堪能したり。ミシュラン星付きリストランテ、塩田、ワイナリーとモリモリ盛りだくさん。

シチリア島の山と海と大地の恵みを買いまくり&食べまくりの6日間となりました♪

全行程6日間のツアーの模様をご紹介します。バーチャルツアー気分でお楽しみくださいませ。

1日目日本出発シチリア到着 今回はカターニャ空港に集合!

シチリアの玄関口はパレルモとカターニャ。今回の旅は、カターニャ空港で集合し、東岸からシチリアをめぐります!

定刻通りに成田空港を出発したアリタリアは、定刻前にローマ到着!

乗り継ぎのローマ空港でまずは一杯!
あまり何事もないとむしろ不安w

そして、カターニャ行きも定刻通り。ロスバゲもなしで、皆さまと無事にお会いすることができました!

皆さまを乗せたバスは、一路シラクーサへ向かいます。

暴風雨のシラクーサのホテルでイタリア的洗礼

日本に台風がじわじわと近づいていた、この日(その割には定刻)。シラクーサにも暴風雨が吹き荒れていました。

車のドアを開けたら、風に煽られドアがブオンッ!と開いて、そもまま座席から落ちたレベルの荒れ模様。

そんな中、到着したホテルは、暗証番号でドアを開けるこじんまりしたブティックホテル。

基本的がなさ気な従業員さん(だけど親切)
看板ワンコは、個性的なセンターパーツ

歴史ある建物を改装した複雑怪奇な構造で…部屋が見つからない。ドアが開かない。電気つかない。などなど、初日から問題多発でしたが、いかにもイタリアらしい洗礼w。到着で疲れているのに…そんなトラブルも楽しんで…今回の旅も楽しくなりそうな予感しかしません!

2日目AM シラクーサ海辺リストランテとノートの名店ドルチェ

たっぷり(甘い)朝食を楽しんだら、早速ツアー開始です!

オルティージャ島旧市街散策&考古学地区見学

まずは何はともあれ、シラクーサの市場から。

海は荒れ模様だけど、美味しそうな魚介は揚がる
名物のパニーノ屋さん
名物のスパイス屋さん

オススメのスパイス、カレッティエラをオーダーしたら、なぜか「自分でやって」と言われてw、袋詰めも体験しました。お天気が悪いと全体的にやる気を失いがちです。

テクテク旧市街を歩いて、美しいドゥオモやカラバッジョの絵画を見学し、考古学地区で古代ギリシャ時代の遺跡、「ディオニソスの耳」や「ギリシャ劇場」を見学したら、運転手さんオススメの穴場リストランテへ〜!初日から忙しい!

あ、今回の運転手さんもトム・クルーズ似のマルコさんです。

穴場の海沿いリストランテで、ムール貝祭り!

雨は止んだものの激しい風に吹かれる地中海。お目当のリゾート感満載テラス席が、浸水してました…。

ザッパーン…w
めげずにガラス張りの室内で乾杯♪

初のお食事は地中海の恵みです!アンティパストは、小魚とイカエビタコのサックサクフリット目の前の海で採れる貝づくし

生牡蠣と生ムール貝と、生あさり!
ズッパ・ディ・コッツェ

見事な貝が並びますが、何を隠そう、この店は貝の卸問屋さん。

大量の貝を食べた結果、見事な貝塚もできあがりました。これもいずれ、遺跡になるのかもしれない。古代都市シラクーサの海で、地中海古代ロマンに想いを馳せつつ、プリモです。

カジキとオリーブと塩漬けカッペリのペンネとエビとムール貝のリングイネ

出汁が効いてて、うまい!!!アルデンテのパスタがしっかりと魚介の出汁を吸い、シンプルなのに美味。いかにも本場のパスタの醍醐味を、しっかり味わっていただきました。

食後は、波際でしぶきを浴びて。記念写真を撮ったり、貝の工場を見学したり、軽く腹ごなしをしたら…デザートです。

デザートのため”だけ”に、ノートへ〜!

カフェ・シチリアでアーモンドとカフェのグラニータ

目指すは、お約束の「カフェ・シチリア」。甘くて苦いグラニータでデザートを兼ねて食後のカフェです♪

世界遺産『後期バロック様式の町々』のひとつ、ノート
濃厚エスプレッソとシチリア産アーモンドのグラニータ❤︎

もちろん、カンノーリもいただきました!

さあ、デザートに満足したら、もう一つのバロックの街、モディカを経由し、ラグーザへ向かいます。

2日目PM オリーブ畑を見渡す美ホテルでオリーブオイル三昧

雨が降ったりやんだり晴れたり。巨大な虹に迎えられて、目的地にホテルに到着しました。オリーブ畑を併設する、オープンしたばかりのピカピカ、ラグジュアリーなホテルです。

オリーブ越しに地中海を望む絶好のロケーション
散歩道の両脇は、壮大なオリーブ畑

搾りたての新鮮なオリーブオイルは、太陽と大地の味!

爽快な風景の中をお散歩しながら、ホテル併設のフラントイオ(オリーブ搾油場)にお邪魔しました。恒例の”搾りたて”を体験です!

持ち込まれたオリーブを洗って…
近所の農家さんが搾油してもらってました

ご近所さんの畑でできたオリーブの搾りたてオイルは、濃厚な緑色!

コレコレ!まさに、オリーブのスプレムータ!

フィルターを通す前のオリーブオイルは、荒削りだけど新鮮そのもの。大地と太陽の味がします。この体験、この味…この時期のフラントイオならではの醍醐味ですね〜♪

ハイクオリティなノヴェッロを体験

さて、本場の「オリーブのある暮らし」を間近に体験したら、フラントイオ内のセミナールームで、オリーブオイル講義。

シチリア南東ラグーザ界隈のオリーブ種について、テイスティングしながら、品種の特徴を教えてもらいました。

シチリア各地に多様なオリーブ品種がある
ひんやりしたストックルーム

ストックルームでは、出荷待ちの今年のノヴェッロがデキャンティング中です(オリを鎮める期間)。

瓶詰め直前の今年のノヴェッロを試飲

ノヴェッロの試飲は、ラグーザ界隈のオリーブ種トンダ・イブレアとモレスカの2種。クリアな状態で、辛味や酸味をしっかりと味わいます。

こんな本場での贅沢体験は、きっとこの先のオリーブオイル選びにも役立つはず!

2日目ディナー 面白シェフと素敵ディナー

長い1日もそろそろ終わり。でも終わりません!

アペリティーボでもオリーブオイルをしっかり堪能

ラグジュアリーなお部屋でのんびりしたら、ホテル内のレストランでディナーです。

まずは、オリーブオイルを味わうアペリティーボから!

ピンク色に染まる広い空
工場直送のオリーブオイル使って

シチリアのスプマンテを飲みながら、レンズ豆のベッルタータやダッテリに、敷地内で造られるオリーブオイルを添えて。試飲とはまた違う味わいを楽しみました。

シェフ自慢の”菜園散歩”がテーマのポタージュ

ディナーのアンティパストは、ラグーザの26種類の食材を使ったポタージュから。

サラミ、チーズ、カブやキノコなどなど地元食材26種類がぎっしり

シェフが、「かき混ぜないで!」と言うこのポタージュは、「お散歩しながら菜園をゆっくりと歩いて食材を発見していく」がテーマなのだそうw。ひとさじ、ひとさじ、異なる食材を発見しながら菜園ポタージュを楽しみました。

テネルーミを添えたアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ
オリーブの砂糖漬け!モディカチョコレートと共に
心が癒される…優しいチョコ・パルフェ

軽やかなシチリアの赤ワイン、フラッパートを飲みながら、お洒落でコンセプチュアルなお料理とデザート。

面白シェフや親切なスタッフも混じえてすっかり盛り上がったら…帰りがけに、シェフ自慢の焼きリコッタ自家製絶品ジャムを真空パックにしてお土産に持たせてくれました。

思わぬお土産に歓喜♪

幸せに2日目も無事終了。明日は、また素敵な出会いがあるでしょうか?

3日目は、これまた濃厚!カルタジローネ、農家さんで収穫&パスタ作り、山の小さな村にあるお菓子の名店がある山の上の小さな村のお菓子の名店。シチリアの内陸部を堪能!

次のページへ >

-シチリア/ピエモンテ食い倒れツアー
-, , , , , , , , , , , , ,

テキストのコピーはできません。