やや弾丸ですが、”シチリアの基本ポイント”を抑えつつもまあまあのんびりグルッと周遊ツアーをコーディネートさせていただきました♪
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シチリアのオリジナル旅行・企画コーディネート
さて、シラクーサ・ノートから内陸部に向かい、陶器の街カルタジローネでランチを堪能した(ツアレポVol.2)後は、さらに内陸部のピアッツァ・アルメリーナへ!
急に灼熱になったシチリア。内陸部も暑い!イタリア人ガイドさんが、「水の中だとより見事な色合いが再現される」とビャッ!とペットボトルの水を古代ローマ時代のモザイクぶちまける…なんて荒技に驚愕しながら、なるほど見学。いつ見ても素晴らしいモザイクです。
不思議な雨を抜けるとそこは、神殿の谷
不穏な雷が聞こえてきたので、早々に退散し、車をぐんぐん西に進めると、
青空に浮かぶ濃厚な雨雲と雨のカーテンが見えました。
空から降りるレースのカーテンのようですが、カーテンの中に入ると、とんでもない豪雨。
スプラッシュ・シチリアンを楽しみながらひた走り、アグリジェントへ到着です!
神殿の谷のライトアップが見たい。でも観光はしなくて良い。というご希望に、ならばホテルから見えるのがベスト!ということで…泊まったホテルからは、しっかり神殿の谷が一望できました。
神殿の谷のホテルといえば、ホテル・ヴィッラ・アテナが有名ですが、なんと来年まで満室とか!…でも、探せばまだある神殿が見えるホテルです。
神秘の神殿ライトアップを眺める優美なディナー
夕食は、グッと神殿に近づく絶好のロケーション、ホテル・ヴィッラ・アテナのテラスダイニングへ。
暗くなり美しく浮かび上がる神殿を待ちながら、夕食が始まりました。
モッツァレッラや赤海老のガスパチョ、黒イモとニシンなど、なかなか面白いアンティパストをいただいているうちは、まだ明るい…。
最初のプリモ、魚介出汁のスープに浮かせた可愛い!!!パスタ・コン・サルデ(花形のラビオリの中身がサルデの具)をいただいているうちも、まだ明るい…。
二つ目のプリモ、濃厚な極太マッケロー二のアッラ・ノルマあたりから暗くなり、羊肉、そしてドルチェの頃には、もう真っ暗になりました。
食事とおしゃべりに夢中で、変わりゆく神殿の姿を見損ないましたがw、気づけば、漆黒の夜空に浮かび上がる黄金の神殿遺跡が佇んでいました。
夜景を撮るのはなかなか難しく…わがままオーダーを聞いてくれたシニョール・クラヴァッタ・ローザ、優しいサルヴァトーレさんも、ボケました。
素敵なひと時のご相伴にあずからせて頂きました。ありがとうございました❤️。
一路西へ!パレルモ拠点にモンレアーレ、エリチェ、マルサラへ
幸せな夜が開けた翌日は、お部屋に用意していただいた手作りドルチェの朝食からスタート。パレルモに向けて出発です。
パレルモに到着後は、お土産ショッピングとモンレアーレへ。そして翌日は、マルサラのドンナフガータ・ワイナリーを見学し、エリチェへ日帰りです。
古代ギリシャ、古代ローマ、アラブ・ノルマン、バロック、巨大な島シチリアに散りばめられた3000年分の輝く宝を拾い集めながら、行く先々で表情を変える大自然の風景と肥沃な大地と地中海がもたらす恵を堪能する、いかにもシチリアらしい旅となりました!シチリアって美味しくて美しい❤️。