前回のお話: 2日目PM
ワインの村の朝と草加煎餅でわらしべ長者
ややボヤキ気味の夜を乗り越え、朝7:00前。
(電気つけっ放しの)部屋のカーテンを開けると…
開け始めた空、田園にひっそり佇むバローロ村が輝いていました。
実際、ライトアップされて輝いてますが。ひと晩中ライトアップしたままにできるとは…やっぱりリッチな村ですな〜などと、つい現実的なことを考えてしまったりもしつつ(イタリアはいつでも財政難w!)、
出発準備です。
朝食を食べて外へ出ると、汗だくで働いてるワイナリーの人々。
こちらは、搾汁後の皮をもう一回搾る作業中です。
バローロワインを造るネッビオーロ種のぶどうの搾かす↓は、
今度はグラッパの元になりますよ。
収穫から仕込みこの時期は、ワイナリーの佳境。いろんな作業が見られます。
レセプションで、名物店主のオレステさん発見!
500年以上続く一族の現在の長老で村の人気者。むかーし取材をさせていただいたことがあり、以来、何かとお世話になってます。
…やいやい囲んでおしゃべりをしていると、草加からのご参加者さまが「名産品を渡したい…」とカバンからおもむろに、
お煎餅を差し出すと、
「じゃあ、こちらからも」と、
バローロ1本贈呈〜!
お煎餅…しかも1枚が、バローロ1本に…。
草加煎餅のわらしべ感すごいっwwww!
っていうか…
オレステさん、粋ですな〜❤。
冗談好きのおじいさんでしたが、80歳過ぎてもなお健在。男の魅力は、やはりおちゃめさだな。と実感したところで、バローロ出発!
別れを惜しみつつ、次の目的地へ向かいました。
ウェルカムドリンクは、絞りたてヤギ乳入りカフェ
ランゲ地区のぶどう畑の風景を眺めながら、白革張りラグジュアリー号は、モンフェッラート地区へ。素朴な田園風景の中に現れる、こんもりした森の中に目指す場所があります。
そう、森でいよいよ白トリュフ狩り体験。
到着後、まずはウェルカムドリンクを出していただきました。
エスプレッソに、搾りたてのヤギの乳!!
最近、アレルギー体質の子供にも優しいとかで、スーパーマーケットでもよく見かけるようになりました。味わいは、さっぱりしている…らしいです。
殺菌滅菌しまくったほぼほぼ味のない牛乳でも精一杯…の私としては、「搾りたて」に魅力より恐怖しか感じませんが、御一行様は全員完飲。好奇心旺盛&胃腸丈夫な皆さんで頼もしい限りです(白目)。
これは、ヤギ乳のPHを測るアプリ・笑。
こんなアプリあるんですね!
さ、お腹の調子は自己責任♪いよいよ森へ入ります!
あちらから近づいてきたのが、今回お世話になる…
タルトゥファイオ(トリュフ狩り職人)のファビオさんと、トリュフレーダーとして活躍する愛犬レディちゃん。
とっても繊細なワンコでちょっと緊張気味…。トリュフの匂いを嗅ぎ分けて教えるなんてことができるワンコだけに、過敏でちょっと神経質らしいです。
能力は開発されるものでしょうけれども、やはり相応の気質は不可欠。ボンは…無理かなーww。
「呼んだ?」