5日目AM:タオルミーナでジェラート&グラニータ
葡萄畑とオリーブ畑に抱かれた美しい朝
山の鼓動が聞こえそうなほどの静かな漆黒の夜。朝日が輝く翌朝の窓からは、色づいた葡萄畑と山並みが望めました。
丸々4日間を濃厚に過ごした仲間たちは、「集合写真撮りましょ~う♪」の掛け声にも、ささっとビシッと並べるチームワーク。朝の爽快な山風景をバックに、やいのやいのと撮影したら、再び陽気にバスに乗り込み、最終目的地タオルミーナ に向かいます。
道中のジャルディーノ・ナクソスで、朝からリモンチェッロ
名だたるワイナリーが連なるエトナ山北壁エリアを通り、エトナ山特有の葡萄栽培方式(アルベレッロ・エトネオ)を眺め、下界、すなわちシチリア東岸に降りると、「タオルミーナを一望できる場所で記念写真を撮ろう!」とジャルディーニ・ナクソスの港を経由。
今度は、リモンチェッロを出して振る舞ってくれた運転手さん(どんなバスなんや〜w)。
青い海を眺めながら、レモンの香りも爽やかなリモンチェッロをグビッとしながら、ビシッと集合したところを、近くで釣りをしていたおじさんに、パチリと撮っていただきました。
お礼に、草加せんべいを一枚差し上げて、いざ、タオルミーナへ!
タオルミーナ観光、そしてジェラート&グラニータ!
タオルミーナ 到着後は、ガイドさんによる観光からスタート。遠方に臨んだタオルミーナの街。今度は、遺跡から見下ろします。
「雲がなければエトナ山が見えるはずだけど…」とガイドさんに残念がられましたが、「朝見たから大丈夫で~す」と陽気な皆さん(こんな方達ばかりだと、ガイドも楽ですよねw)。
陽光煌めく地中海、夏の陽気…となれば、やはりジェラートが食べたいですよねー。はーい。ということで、観光途中にジェラテリア。
観光後は、最後のお土産調達の時間ですが、その前に、グラニータも食べなくちゃ!
人気のお店を陣取って、しっかりグラニータもいただきました。皆さん、お腹丈夫ですね〜w。
5日目PM:最後の晩餐は、イタリア式アペリティーボから
アペリティーボが夕暮れ時のイタリアの醍醐味
食べたりお買いものしたり、それぞれの自由な午後を過ごした夕方は、アペリティーボで再集合。
せっかくなので「1日の中で最も素敵な時間」を体験していただきましたが、夏の名残のタオルミーナ 。蚊問題も勃発。イタリアの蚊取り線香もついでに体感していただきました(結構効く)。
最後の晩餐と、そして飲み直しでシチリア最後の夜は更けていく
夜の帳がすっかり落ちた街を、そぞろ歩いてリストランテへ。いよいよ最後の晩餐です!
ナスとタコのサラダやレモンのリゾット、ウニのスパゲティに白身魚のアーモンドソース。
デザートには、オレンジのセミフレッド。アマーロなどの食後酒を飲みながら、最後のご挨拶となりました(涙)。
無事に到着したホテル。さあ、明日の出発に向けてパッキングです!
が、その前に飲み直しw!
なぜか、モッツァレッラチーズやワインなど、食材が出てくる出てくる。持ち寄り食材とお酒で、「居酒屋タオルミーナ」を開催。
部活っぽいツアーの夜は更け、日本へ向けて出発する朝を迎えるのでした。
6日目:カターニャ空港で涙のお別れ
シチリア最後の朝は、海を見ながら優雅に朝食をしたり、お散歩をしたり。ゆっくりと過ごして、タオルミーナを出発。カターニャ空港から日本へ帰国となります。
すでにラグーザやフィレンツェなど、別の旅行先に向かった人たちもいるし、成田到着後もそれぞれの街へ。行先は、みんなバラバラです。
無事チェックインを果たし(荷物のオーバーもなく)、それぞれの場所へ戻って行く皆さまをお送りし、再びパレルモに戻りながら、恒例の”強制感想文”を開封。そして、泣く(ここまでがセットw)。
短い旅ではありましたが、その濃密さは、シチリア的な時間感覚で換算すれば、きっと1か月分くらいあったでしょう。
今回も、良い旅となりました。協力してくれたイタリア人の友人知人各位、そして思い切ってシチリアまで来てくれた皆さまに、感謝申し上げます!長〜いツアレポを読んでくださった、画面の前の皆さまにも、グラッツェ。
いつか、またシチリアでお会いしましょう!
Mille baci! Grazie dalla Sicilia!