2日目午前は、ガイドさんと濃厚パレルモ観光
いよいよシチリア現地クルーズスタート!となる2日目。超優秀な観光専門ガイドのマヌエラさんと合流し、ホテルから貸し切りバスで、パレルモの街へ繰り出しました!
マッシモ劇場、クアットロ・カンティ、プレトーリア噴水・広場、ジェズ教会…パレルモの主要な観光スポットを周りながら、まずはシチリアの歴史をお勉強。やっぱり知ってると知らないとでは、感じるものが変わってきますからね!これから周るシチリアをグッと身近に感じられるように、シチリアがたどってきた長く複雑な歴史、シチリアがどういうところなのか…などなどを、わかりやす~く解説していただきましたが…。
やはり、気持ちはパレルモ名物巨大市場へ…w。
パレルモ巨大市場で爆買い体験
奇しくもハロウィン翌日は、「諸聖人の日」と「死人の日」。
この日のためのお菓子「フルッタ・マルトラーナ」もあちこちに並んでました。
シチリア中のお土産屋さんでもよく見かけるこのお菓子は、パレルモのマルトラーナ教会が発祥デス。
へんてこりーんなズッキーニを見つけたり、
タコみたいなおっちゃんが、タコ足(?)を買うシーンに遭遇したり、
市場散策は楽しい!オリーブ屋さんでは、新オリーブの塩漬けも発見!
ここからお買いもの魂に火が付き…新オリーブの塩漬けを始め、パンテレリア島産の塩漬けカッペリやパキーノ産のドライトマトなど、日本なら高級食材が、1ユーロ単位で買えるってことで、
もう、爆買いスタートですw。
珍しい殻付アーモンドや殻付ヘーゼルナッツも、数キロ単位でお買い上げよ~!
日本人女子たちの勢いに押されるシチリア人のおっちゃんたちの姿は、とても新鮮でした。
イケメン君のパレルモコロッケパン屋台で試食も体験も。
※パレルモコロッケパン=パーネ・コン・パネッレ・エ・クロッケー
(ヒヨコ豆ペーストのフライとコロッケを挟んだパレルモ名物ストリートフード)
予想外の馴染みっぷりに「いかん、このまま放置しては、丸1日市場から出られない!」と、ガイド・マヌエラさんと私でお尻を叩きつつ(?)市場を後に。
観光客はあんまり通らないであろう、生活感満載の濃厚な裏路地を経由して、
再びバスに乗り、ザッツ・庶民なエリアから、一気に栄光のパレルモへ!
奇跡の遺跡、黄金モザイクの王宮礼拝堂で祝福の光?!
シチリア王国の首都だった華やかな歴史を当時のままの姿で見られるノルマン王宮礼拝堂は、ノルマン王さまご家族のプライベート礼拝堂でございま~す。
なんて話を聞いていたら、
受胎告知をする天使ガブリエレの羽に、太陽の光がっ!あたっちゃって!キッラキラ!
「やだー祝福されてる~?!」「キャー」なんつって沸き立ちましたが、マヌエラさんによれば、受胎告知はお昼の12時だったそうで、ちょうどこのタイミングに光が当たるように礼拝堂の窓が設計されているのだとか。
「宗教ってスゴイ!」といろんな意味で感動しながら、ノルマン王宮上階にあるシチリア州議会堂(写真撮影不可)にも入り、革張りのプレス席にちゃっかり座ってさらに深いシチリアネタを聞きつつ、大聖堂カテドラルに移動すると、今度は突き抜けるようなシチリアン・ブルーの空…が、私たちを迎えてくれました。
「やっぱり、祝福されている…」wwww。
ポジティブにとらえることは、大事です!
そして、地中海魚介の洗礼を!
観光&ショッピングの後は、地元の人に大人気のお魚リストランテで、まずは、ウニのブルスケッタから!!!カリリと香ばしくトーストした窯焼きパンに、新鮮で甘いウニとオリーブオイル。
シチリア産の白ワインで乾杯しながら、続くアンティパストは、ミニタコのフリットとイワシのポルペッタ。
メインは、今日のお魚のロースト。サラゴと呼ばれる白身魚です。
サラゴは、辞書によればアフリカチヌ。チヌ=クロダイ。つまり、アフリカ・クロダイ?
日本人なぞ滅多にこない下町の裏広場に響き渡る笑い声には…地元の人たちもさぞかし驚いたことでしょう。
…気づけば、まだ半日。どんな濃厚なツアーになるのでしょう?!