パレルモ旧市街に宿泊しながら料理レッスン三昧!
マッシモ劇場から徒歩1分のアパートに泊まるパレルモ旧市街アパルタメント宿泊プランをアレンジした4泊5日の料理三昧コースをご体験いただきました!
旧市街の教会や屋根が見えるアパルタメントを貸切!
4泊5日でパオロ先生の料理レッスンを3回+ドンナフガータワイナリーに遠足をプランニング。広々としたメゾネット風のアパルタメントは貸切で、暮らすように自由に滞在していただきました。
初レッスンは、パレルモ名物のカーポ市場ショッピングからスタート♪
初めてのレッスンでは、パオロ先生と待ち合わせてカーポ市場へ。レッスンで使う食材を、片っ端から買っていきます。ついでにお土産も!
大量の荷物をアパルタメントに持ち帰ったら、早速レッスン開始です!
絶品!シチリア料理の定番カポナータ!
パオロ先生は、ホテル・料理専門学校で教鞭をとる傍、プライベートシェフとしても活躍するプロのシェフ。それだけに手際の良さは、とても参考になります。

パオロ先生直伝の伝統シチリア家庭料理レシピ

オリーブの種のくり抜き器も!イタリア料理用包丁セット
まずは、シチリア料理の定番中の定番!カポナータの下準備。パレルモ流の作り方です。
素材の味を生かすシチリア料理。すべての基本となる”熱したオリーブオイルにニンニクを投入するタイミング”など、細かいことをおしゃべりしながらレッスンは進行します。
シチリア伝統の手打ちパスタ作りに気が遠くなる?!
事前に捏ねて寝かせておいた生地で、シチリアの伝統パスタのひとつ”カザレッチ”も。
ひとつひとつ…こちらから丸めて、ひっくり返してあちらから丸めて…。なかなか気が遠くなる作業ですが、これがシチリアの伝統。かつては嫁や姑、ご近所さんがテーブルを囲み、ゴシップ話に花を咲かせながら作っていたそうです。
本場パレルモ流ベッカフィーコはオレンジの香りを効かせて
市場直送の新鮮なイワシを手開きし、合わせた具材を手早く包んで。
イチジクをついばむ鳥をシチリア語で”ベッカフィーコ”と呼びますが、イワシの尻尾がその鳥に似てるから、こう呼ばれているのだそうです。
自分で作るシチリア菓子は甘さを調整して
極甘で知られるシチリア菓子も、自分で作れば甘さを調節できるのがうれしいところ。アーモンドの風味を生かして、砂糖少なめで作ります。
オレンジピールをすりおろし、香りよく丸くまるめたシチリア伝統アーモンド菓子。
作ってみると意外と簡単です!
本場の素材で自分で作る!極上シチリア料理コースの出来上がり♪
まろやかなトマトの酸味。ほのかな甘酸っぱさが食欲をそそるカポナータ。モッチモチの手打ちカザレッチで、アッラ・ノルマ。リコッタサラータをたっぷりかけて。
ふわふわのイワシにオレンジの香りが心地よいベッカフィーコも秀逸!
極め付けは、アーモンドのドルチェ。ふわっと香るオレンジに、しっとりサクサクの歯ごたえ。全部食べてしまいそうになるほど美味しい!!!
後半では、手打ちパスタ・ブジアーテ、アランチーネ、カンノーリ、スフィンチョーネ…作りをご紹介。
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