シチリアで『ゴッドファーザー』のロケ地を訪ねる!半日ツアーで気軽にアクセス

03/21/2017

マイケルとアポローニアが挙式したサン・ニコロ教会!今も当時の趣のまま健在です

シチリアを舞台にした映画には、「ニューシネマパラダイス」「グランブルー」など、今も記憶に残る名画が数あります。そして、やっぱり「ゴッドファーザー」ですよね!

マフィア映画の名作を撮影したシチリアのロケ地に、今も世界から多数のファンが訪れています。映画で見た「あの場面」を訪ねてみませんか?

雑誌の撮影コーディネートや個人ツアーで訪れたタオルミーナ近郊のロケ地をご紹介します!

また、ロケ地として知られる主要な村々を半日で訪れる気軽な日本語ツアーも合わせて、ご紹介。アクセスの心配なく、”シチリアと映画の雰囲気”に存分に浸れる気軽なツアーをお見逃しなく!

タオルミーナ界隈の映画「ゴッドファーザー」のロケ地

シチリアで撮影されたシーンは、印象的な「ゴッドファーザー・パート3」のラストを飾ったパレルモのオペラハウス「テアトロ・マッシモ」以外は、そのほとんどがシチリア東岸のタオルミーナ近郊でロケが行われています。

まずは、半日ツアーでも訪れる二つの村から!

ゴッドファーザーのロケ地 サヴォカ村

まず1つ目は、タオルミーナからは、車で約30分ほどで山間にポツンと佇むサヴォカ村”イタリアの最も美しい村 I borghi più belli d'Italia”にも選ばれている小さな村です。

バール・ヴィテッリ

村に到着すると、まず目に入るバール・ヴィテッリ。

パート1で、シチリアに隠れていたマイケルが過ごした村(映画ではコルレオーネ村)の一角にあり、アポロニアのお父さんと会話を交わしたり、結婚式のシーンが撮影されたバールです。

当時の看板もそのまま。看板下の椅子でマイケル気分で撮影するのがお約束です

映画に登場した看板もそのまま残るバールは、映画ゴッドファーザーのファンの間では、さながら聖地。世界中から観光客が訪れます。

当時の面影が残る外観
「ああ、あのバール!」とすぐにわかるはず

館内には、1972年のロケ中や映画のワンシーンも飾られ、見学することができますよ。お店の方々も、とても親切。外テーブルで、アペリティーボやお茶をマイケル気分でどうぞ!夏なら名物のグラニータもおすすめです。

サン・ニコロ教会

サヴォカ村で、もう一つ必見なのが、高台に建つ小さな教会。

マイケルとアポロニアが結婚式を挙げた教会で(一番上の写真)、バール・ヴィテッリから徒歩10分ほど、坂道を登った先に現れます。

地中海を見下ろす小さな教会
これこれ、このシーンですね!

一本道なので、迷うこともないでしょう!

▼最新の現地レポートもどうぞ。

ゴッドファーザーのロケ地 フォルツァ・ダグロ村

サヴォカ村の近くに位置するフォルツァ・ダグロ村。パート2・3でコルレオーネ村として、しばしば登場します。

サンティッシマ・マリア・アンヌンツィアータ・エ・アッスンタ大聖堂

パート2では、男性が「ヴィート・コルレオーネが逃亡中だ!」と階段で叫ぶシーン、パート3では、マイケルとケイが結婚式の風景を見るシーンが撮影された教会です。

素朴な路地裏に唐突に現れる大聖堂

この教会の脇の小道には、ヴィート・コルレオーネの生家も。

生家のあるVico i Roma通り
生家前には、記念のパネルも

なんでもない民家…で当時の面影は残念ながらないですが、路地裏のムードが素敵。シチリアの田舎村らしい迷路のような複雑な路地裏は、マイケルとケイでなくともお散歩したくなる魅力が漂っています(コッポラも、よく見つけたもんですね!)

また、近くのヴェルヴェデーレ通りとローマ通りの角で、車を止めるシーンも撮影されています。

サンティッシマ・トリニタ教会と広場

この村にあるもう一つの必見スポットは、サンティッシマ・トリニタ教会。

階段上のドゥラッツェスコ門をくぐると小さな広場と教会

マイケルとケイがダンスをしたり、人形劇を見たりするシーンが撮影されています。

▼最新の現地レポートもどうぞ。

ゴッドファーザーのロケ地 タオルミーナ・ジャルディー二駅

パート3で、到着したケイをマイケルが迎えるシーンが撮影された「タオルミーニ・ジャルディー二駅」。映画の中では、「バゲリア駅」の設定です。

駅舎の美しい内装も必見ですよ〜

タオルミーナとジャルディー二・ナクソスの中間あたりに位置するトレニタリアの鉄道駅。とても美しい駅舎で知られており、近年、博物館になる予定も発表されています。

※ちなみに、実際のバゲリアも、コルレオーネもパレルモの近郊に実在します。

ゴッドファーザーのロケ地をめぐる気軽な半日ツアー

これらの主要な二つの村(サヴォカ村、フォルツァ・ダグロ)とタオルミーナ・ジャルディー二駅には、アクセスの心配なくサクッと半日でめぐるツアーで気軽に訪ねることができます。

おかげさまで大人気!

半日で行く!映画「ゴッドファーザー」ロケ地ツアー

<内容>
・8:45 タオルミーナ市内で待ち合わせ
・13:00ごろ、タオルミーナ市内帰着
・料金:220€ (1〜2名まで)
3名以上はお問合せ下さい。
・料金に含まれるもの:日本語アテンド・送迎車

シチリア家庭でいただくランチをプラス!

ロケ地&小さな村訪問後は、絶景テラスでいただくシチリア家庭料理ランチをプラスすることもできます(季節の料理+ワイン 30€/人)。

華やかなリゾートのタオルミーナから、美しく素朴な小さな村々を、日本語のご案内でのんびり散策。「あ、あのシーン!」を見つけてください♪

こちらも参考に!

タオルミーナ関連情報と体験レポート 
コルレオーネ村のツアーと体験レポート

タオルミーナ界隈の映画「ゴッドファーザー」のロケ地・続

さて、タオルミーナ界隈のロケ地。以上のほか、特に有名なのが、このお城。

ゴッドファーザーのロケ地 スキアーヴィ城

あらゆるシーンが撮影されてますね

アポローニアが爆破されたお庭や、マイケル・コルレオーネがガクッと亡くなった…あのシーンもこちら。

犬が気になるマイケルのラストシーン
記念撮影用に椅子も用意されてますw

現在も、男爵がお住まいの民家ですが、ロケ地訪問ツーリスト大歓迎で、館内をじっくりご案内・見学させていただけます(有料)。

現当主のフランコさん
撮影秘話もいろいろ聞けます

※このお城の見学は、個別に企画するオリジナルツアーに組み込むことができます。

ゴッドファーザーのロケ地 モッタ・カマストラ村

タオルミーナから少しだけ内陸部の方に入ったところ、つまりエトナ山の麓にある、モッタ・カマストラ村。

映画の中では、「コルレオーネ村」となっているモッタ・カマストラ

崖の上に密集する鷹巣村風の外観が印象的な村では、ドン・コルレオーネのお葬式シーンも撮影されています。

実在するコルレオーネ村やバゲリアは、パレルモを拠点にするのが便利。本物のコルレオーネ村には、映画とは異なる「本物」のマフィアの博物館があります。

ガチのマフィア話はこちらからも!

-シチリア・タオルミーナ現地プラン
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