夏のマルサラ、塩と海とワインとタコとw

06/20/2017

シチリアの最西端、マルサラへはパレルモから車で約1時間半。

マルサラ市内に入る手前のモツィア島界隈に、
伝統的な”塩づくり”をしている塩田が広がっています。
塩の旬(?)は7/8月。
ただいま、結晶化した塩をぐりぐり砕いている時期ですが、
最盛期には、あちこちに積み上げられた真っ白な塩の山が並びます。

もやっと空が曇っているのは、アフリカからの熱風シロッコのせい?
塩田がうっすらピンクなのは…カロチンのせい。

冬になると白いフラミンゴが塩田に飛来して、
なにやら微生物なんかを食べたりなんかして、
ピンク色になっていきます。

ミネラルたっぷり、栄養素たっぷりの海から引き込んだ海水を、
順に濃度を高めていき、結晶にして収穫するわけですね。

ほんのり甘く、うま味を感じる天然塩の原材料には、
”太陽・風・海”とだけ書いてあります。うん、たしかにねw。

塩分豊富そうな海風を浴びながら、マルサラに向かう道は、
右を見れば、海。左を見れば、ブドウ畑。
どの粒もお元気そう。
スクスクというより、キラッキラの太陽を浴びて、
ガンガン育っている真っ最中です!

標高ゼロの海沿いの道を、海を間近に眺めながら走っていると、

人だかりを発見しました。

何やってるのー?と見に行くと、そこには漁師のおっちゃん。

今日は、タコが大漁だそうです!

釣り船から降りて、ダイレクトに直売する移動式魚屋さんでした〜。
タコ…ここでは買えないけど、ランチで食べよう…。

マルサラの海は、もんのすごい遠浅なところもあり、
それは…もはや…海なのかビーチなのかわからないほど浅い。
とはいえ、濡れてるところにタオルを敷くのもなんですし?

橋桁をビーチ替わりにすれば、解決w。
いいですね。立ってるものは親でも使え。
乾いているところは、橋桁でもタオルを敷け。


のどかな海…平和な時間…がぼんやりと流れています。
シチリアの夏は、危険。脳が、脳が空っぽになりそう…。

…危うく空っぽになる前に、無事、マルサラ市内に到着しました。

ドンナ・フガータのワイナリーで贅沢なアペリティーヴォをしてw、

家族経営(全員イケメン)のリストランテへ♪新鮮魚介のランチです!

旬のマグロのポルペッティーナや
トリリア(ヒメジ科)のアランチーナや、
トマト&マグロのボッタルガのブルスケッタや〜

ナスのインボルティーニなどをアンティパストに、

ピスタチオとマグロのボッタルガの手打ちパスタや、

ペスト・トラパネーゼを絡めたブジアーテ(シチリア西岸のパスタ)や、
マルサラ名物の魚介のクスクス!などなど…

…脳は空っぽ、お腹いっぱい><!
やっぱりヤバい、シチリアの夏。
でも、人は幸せになるために生きているんだな〜などと、
感じさせてもくれます。

あ、タコ食べ忘れた。

続く。

パレルモ発おすすめツアー
似た感じwのコースをまわります♪
ドンナ・フガータワイナリー&塩田見学

 

 

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